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インタビュー:くまちょむ/服部選手

フランスのSTUNFESTに参戦したくまちょむ選手にインタビュー
Written by Red Bull
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インタビュー:くまちょむ/服部選手

インタビュー:くまちょむ/服部選手

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Red Bull 5Gに2年連続でFINALISTまで勝ち上がり、 東チームを優勝へ導いた日本最強のぷよぷよプレーヤー、くまちょむ。彼から今年の初夏フランスのSTUNFESTというイベントに参戦するとの連絡が入った。彼のぷよぷよテクニックに、そしてもう1つの得意ゲームである斑鳩(IKARUGA)のスーパープレイにフランスのオーディエンスはどう反応したのか、帰国後のくまちょむ選手(斑鳩では服部選手)に聞いた。
まずSTUNFESTとはどういったイベントなのでしょうか
格闘ゲームでは大会を、その他のジャンルではスーパープレイを披露するイベントです。 一般の入場者がフリープレイで遊ぶことができる場所もありました。今年は開催10周年という事もあり、コンサートホールのようなすごく広い会場で大々的に行われました。
STUNFEST

STUNFEST

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STUNFESTの参加は初めてですか? どういった経歴で参加することになったかをおしえてください。
今年が初めてです。変わり種のプレイができるということで話が持ち上がり、出場することになりました。
服部さん(くまちょむさん)というと、Red Bull 5Gや闘劇などでぷよぷよプレーヤーとして知られているかと思いますが、今回は斑鳩がメインで出場したとお聞きしました。斑鳩ステージではどういったプレイ&パフォーマンスをされたのですか?
「一人で2つの機体を操る」というパフォーマンスで、プレイをしました。僕に課せられていたのは、2つのジョイスティックでそれぞれの機体を操作して、最終ステージを突破する事でした。会場に来ていた多くの人たちの力を借りて、あらかじめ考えていたパターンのほとんどを成功できました。
斑鳩はどれくらいプレイしているのでしょうか?
一番やっていたのは2006年です。そのときのプレイ時間は、1日平均で4時間ぐらいだったと思います。今は何かの目的がなければそこまではやりません。今回のSTUNFESTに向けた練習は、1日平均で60~90分に収まるように設定してやっていました。
日本でも、セガ公式ニコニコ生放送、Red Bull 5Gの出場で知られていると思いますが、フランスでのパフォーマンスは、国内のものに比べて何か違いはありましたか?
観客の反応は、その場の全ての人たちがゲームのプレイを見て感動し、それを全員で共有する気持ちが伝わってきました。スポーツを実施するスタジアムや、ライブ会場で実施される催しで見られるような大きな盛り上がり方です。世界で行われているゲーム大会が「eSports」と呼ばれているのはこういう盛り上がり方をするからなのだと思いました。
STUNFEST

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くまちょむ

くまちょむ

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他にも、日本のゲーマーに伝えたい事などあればコメントをお願いいたします。
ゲームの上達への思いが強すぎると、周りの景色がその強すぎる思いの中でしか見れなくなります。何回やってもなかなか上達できないとすれば、それは限られた視点でしか物が見れていないのかもしれません。 多くの視点で客観的に物を見れるようになると、考え方の幅が広がります。
上達への思いを自身に問いかけて、その強弱を意識できると良いですね。