『Bloodborne』
© From Software
ゲーム

『Bloodborne』攻略ヒント

ついに発売された『Bloodborne ブラッドボーン』の攻略ヒントを紹介する。
Written by Kirk McKeand
読み終わるまで:7分Published on
PlayStation 4専用アクションRPG『Bloodborne ブラッドボーン』は、一切の妥協がない、やりこみ要素が豊富なダークアドベンチャーだ。プレイヤーは敵に圧倒され、蹂躙される。そしてまるでカフェインを前頭葉に注入したかのように両手が震える中、エリア最後に待ち構えるボスを倒すとようやくそれまでの苦労が報われる。『ダークソウル』のクリエイターによって生みだされたこのゲームにはそのDNAがしっかりと受け継がれており、チュートリアルを終えても、ひとり取り残されたような気持ちになる人は多いだろう。その点を考慮して、今回は古都ヤーナム、そしてその先の世界で生き残るためのヒントを紹介する。恐ろしい悪夢、背筋が凍るような叫び声、そして大量の血に覆われた街並みに圧倒されないよう、以下のヒントを利用して上手く切り抜けてもらいたい。
1:恐怖を克服せよ
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このゲームのボスキャラは自滅しない。つまり、『Bloodborne』では、遮蔽物に隠れ、武器を持って暗闇から覗き見ることは有効な手段ではない。対峙する敵がいかに恐ろしくても、素早くそして強力な先制攻撃をしかけることが重要だ。
スピードがあれば、敵が反撃する前に倒すことができるので、そのまま敵が武器や牙で襲ってくる前に懐に潜り込み、連続して攻撃をしかけることが可能だ。そして攻撃を加えることができれば、今度は側面に回り込んで背後からの攻撃もできるようになる。攻撃を受けても、ひるまずに反撃したい。負傷してもライフのオレンジ色の部分は、リゲインシステムが採用されているため、素早く反撃すれば、攻撃ごとにその部分を取り戻すことが可能だ。尚、敵の死亡時にも攻撃はカウントされるので、そのまま打ち込み続けて欲しい。
2:周囲を把握せよ
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『Bloodborne』の世界の特徴は恐ろしいほど美しいビジュアルだけではない。各エリアは非常に複雑に絡み合っており、隠し通路も多数存在するので、常に抜け道に目を光らせておきたい。正しいルートを通っていると思えたら、怪しい脇道へ踏み込んでみるのが良いだろう。その先には再開できるランプ(チェックポイント)へ通じる扉がある可能性があるからだ。ランプからスタートできれば、死亡したり、苦労して稼いだ経験値を失ったりしても、そこまで悔しく感じられないはずだ。
また、『Bloodborne』には抜け道だけではなく、プレイヤーを助けるアイテムも大量に隠されている。地面から現れる骸骨のような使者にも注意したい。他のプレイヤーからのメッセージが書かれており、抜け道やアイテム、そして先に潜む危険などについてのヒントが表示される場合がある。また地形自体も非常に重要だ。複数の敵を狭い路地へ誘い込めば、1体ずつ攻撃したり、巨大な敵に強力な攻撃を仕掛けたりすることも可能だ。
3:武器を使いこなせ
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『Bloodborne』では周囲の環境を把握すると共に、武器もしっかりと理解する必要がある。ノコギリ鉈や獣狩りの斧、仕込み杖など、どの仕掛け武器も柔軟に使いこなせるようにしておきたい。仕掛け武器はR1を連打すれば基本的なコンボが発生し、R2を押せば強攻撃が出せる。
難しいのが仕掛け武器の変形を利用するコンボだ。すべての仕掛け武器は変形するようになっており、例えばノコギリ鉈はL1を押せば折りたたまれている状態から変形して柄が伸び、射程距離が長くなるため、距離を取って戦えるようになる。
この変形を組み合わせれば、敵1体をR1で攻撃したあとでL1を押して武器を変形させて1体目の敵の後ろに迫っていた次の敵を攻撃できる。武器ごとに異なったコンボが用意されており、敵のポジションやフォーメーションに合わせて使い分けることになる。「狩人の夢」で様々なコンボを試し、実戦で使う前にしっかりと慣れておくのが良いだろう。
4:己を知れ
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『Bloodborne』では、ゲーム内では詳細な説明がされていない高等テクニックが多数存在しており、そのいくつかはゲームクリアに不可欠だ。その中で最も重要なテクニックが銃パリィだ。『Bloodborne』の銃火器は長距離攻撃用ではない。基本的には敵の攻撃を牽制し、内蔵攻撃のチャンスメイクのためにある。敵は攻撃前に腕を上げて体をひねるため、攻撃を繰り出すタイミングが把握しやすい。そのため、敵がこの動作を終え、攻撃に移るタイミングで銃を撃てば、タイミングとポジションさえ良ければ敵が膝から崩れ落ちてくれる。そこで懐へ飛び込んでR1を押せば、内蔵攻撃となる。
また、背面攻撃も便利だ。敵の背面に回り込み、R2を長押しして攻撃を仕掛ければ、内蔵攻撃へと繋げることができる。プレイヤーの存在に気付いていない敵を利用して練習を重ねておきたい。他にはジャンプ攻撃も有効だ。これは左スティックとR2を同時押しすることで発動する攻撃で、階段の上などにいる敵などに有効だ。また距離を詰める時にも利用できる。
そして敵ロックオン時にXボタンを押すとバレエのようなスピーディーなステップが繰り出せるクイックステップを利用すれば、敵の側面に回り込んでの攻撃や回避が行える。尚、ロックオンしていない場合にこの操作を行えばローリングとなる。
5:アイテムを活用せよ
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『Bloodborne』のアイテムは非常に便利なので侮ってはいけない。例えば火に弱い敵に対しては、火炎瓶や発火ヤスリを使って攻めるのが良いだろう。また、油壺を先に投げつけておけば、着火時のダメージを増やすことも可能だ。
また、石ころを投げて遠くの敵集団から1体ずつおびき寄せての戦闘や、左手の武器スロットに松明を用意し、銃と松明を切り替えながら敵が潜む暗闇を照らしながらの戦闘も有効だ。輝く硬貨も上手く配置すれば、自分が通った道の目印になる。どのアイテムも説明をよく読んで、有効な活用方法を考えておきたい。
6:「啓蒙」を理解せよ
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画面右上の目のアイコンが「啓蒙」で、これはゲーム内通貨として利用出来る他、数値を高めることでプレイヤーが見える範囲を広げることも可能だ。例えば、ある程度の回数を殺されるか、最初のボス聖職者の獣を倒すことで啓蒙数1にならなければ、レベルアップができないようになっている。啓蒙数1になれば、狩人の夢で人形を使ってレベルアップができるようになる。
また啓蒙数10になれば、狩人の夢の水盆の使者と取引ができるようになり、啓蒙を使用してアイテムが購入できるようになる。ただし、啓蒙数15を超えると敵が強化され、新しいテクニックを使うようになるので、高難易度を求めていない限り、啓蒙は常にある程度消費するようにしておきたい。また狩人呼びの鐘を使用する際にも必要になるため、援護を希望するプレイヤーも啓蒙には注意しておきたい。援護の召還はランプの近くかボス直前が最適だ。
7:強化せよ
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『Bloodborne』でプレイヤーを強化する最適の方法がステータスの偏った強化だ。素早い攻撃を得意としたいのであれば、技術をアップさせ、重武器を使用したいのであれば、筋力をアップさせればよい。また、各武器には能力補正が備わっているので、例えば、筋力の補正がAで技術の補正がDの武器の場合は、その補正に合わせてステータスをアップさせるのが良いだろう。
レベル30程度になるとレベルアップによるステータスの変化がやや遅くなるため、武器のアップグレードが攻撃力アップに最も効果的な手段となるが、これは「狩人の夢」の工房仕事で行うことが可能だ。強化にレアなアイテムが必要になるレベルになるまでは、ひとつの武器の強化に専念するのが良いだろう。