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『カウンターストライク2』で勝利に役立つ技やテクニックはかなりの数が存在し、その多くはかなりの努力を必要とする。優れたスキルが『カウンターストライク2』で成功を収めるための重要な基礎になるというわけだ。というわけで、ランクアップに役立つフィジカルスキル・ゲームスキルを紹介しよう。
01
カウンターストレイフ / ストッピング
『カウンターストライク2』にラン&ガンの選択肢はない。移動しながらアサルトライフルを撃てばほぼ確実に外してしまう。キャラクターが静止している状態でしか正確にショットを当てることはできない。ここで重要になってくるテクニックが《カウンターストレイフ / ストッピング》だ。
このテクニックは難しく聞こえるかもしれないが、『カウンターストライク2』では、方向キーを離してからキャラクターが静止するまで少しの時間差が生じる。しかし、《カウンターストレイフ》を使用すればすぐに静止できるので、高精度射撃をできるようになるまでの時間を短縮できる。
やり方は簡単で、移動している方向とは逆方向に入力するだけですぐに静止する。たとえば、左へ移動しているならDキーを離してすぐAキーを一瞬押せばOKだ。もちろん、このテクニックは前後方向にも使用できる。
《カウンターストレイフ》をマスターすれば、この基本テクニックから派生した多くの別のテクニックもマスターできるようになる。《ストレイフジャンプ》(後述)や《フェラーリピーク》をやりたいなら、先に《カウンターストレイフ》ができるようにならなければならない。
《カウンターストレイフ》をマスターしたいなら、デスマッチサーバーでしばらく反復練習してマッスルメモリを鍛えるのが良いだろう。
02
ブースト
「俺を踏み台にしたぁ?」にピンとくる人は《ブースト》をすぐに理解できるだろう。シンプルだが効果的な《ブースト》は、仲間の力を借りて特定の障害物を乗り越えたり、そこから覗き込んだりするテクニックだ。《ブースト》を活用できるポイントはどのマップにも複数用意されている。
《ブースト》はプレイヤーが他のプレイヤーの肩に乗ることを意味するが、これをやるためには、他のプレイヤーがしゃがむ必要がある。プレイヤーのポジションによっては、もう一度ジャンプして下のプレイヤーが立ち上がれるようにする必要がある。下のプレイヤーの頭の上に乗ってしまうと動くことはできない。
《ブースト》は2人で行うのが一般的だが、さらに多くの人数で行うときもある。《ブースト》に適しているクラシックなスポットは、【Ancient】のBランプの前のボックスや【Overpass】のBスポットからWaterまでなどが挙げられる。尚、【Overpass】はレイアウト上ブーストの選択肢が多いことで知られている。
03
しゃがみジャンプ / ストレイフジャンプ
『カウンターストライク2』ではほんの小さな操作が大きな違いを生み出すときがある。シンプルなアクションに少しばかりアレンジを加えるだけで、プレイヤーの大きなアドバンテージになるときがあるのだ。そのようなシンプルなアクションに含まれるのがジャンプで、『カウンターストライク2』には様々な派生テクニックが存在する。
その中で最も重要なテクニックがいわゆる《しゃがみジャンプ》だ。スペースバーを押せば通常のジャンプができるが、これだけでは高さが足りないときがある。そのようなときに役立つのが《しゃがみジャンプ》で、このテクニックを使用すればより高くジャンプできる。
このジャンプをするためには、ジャンプとしゃがみを組み合わせるだけだ。ジャンプキーを押す少し前にしゃがみボタンを押せば高くジャンプできる。《しゃがみジャンプ》の操作方法は非常にシンプルだが、『カウンターストライク2』の必須テクニックだ。【Mirage】のAにある木箱など、このテクニックをマスターしていなければ登れないオブジェクトや障害物が数多く存在する。
もうひとつのジャンプテクニックが、《ストレイフジャンプ》だ。《しゃがみジャンプ》を使えばより高く飛べるようになるが、《ストレイフジャンプ》を使えばより遠くへ飛べるようになる。
例を挙げると、このテクニックをマスターすれば、誰の助けも借りることなく【Mirage】中央のベンチから窓へジャンプできるようになる。しかしながら、このテクニックをマスターするまでは少し時間がかかる。上級プレイヤー向きのテクニックと言えるだろう。
《ストレイフジャンプ》をするときは、真っ直ぐではなく、やや曲線を描くように飛ぶ。このように飛ぶためには、ジャンプ中に少し弧を描くようにマウスを動かしつつ、キーボードの方向キーをマウスを動かす方向に押す。ジャンプ直後にWキーを離すことが重要だ。
04
ジャンプ投げ
『カウンターストライク2』では、スモーク、フラッシュ、焼夷グレネードを問わず、投げ物を正しく使えるかどうかが重要だ。投げ物を正しく使えれば、勝率が大きく高まる。《ジャンプ投げ》、つまり、ジャンプ中に投げ物を投げれば、飛距離を大幅に延ばすことができる。これは『カウンターストライク2』の大半のマップのスモークに欠かせないテクニックだ。
『CS:GO』ではバインドやパーフェクトなタイミングを狙う必要があったが、Valveは『カウンターストライク2』で調整を行い、システムをかなりシンプルにした。今作では《ジャンプ投げ》を成功させるための “時間枠” が大幅に拡大されているので、ジャンプ中に投げ物を投げることができれば、《ジャンプ投げ》が成功するようになっている。
《ジャンプ投げ》をするためには、正しいポジションにつく必要がある。マウスの左ボタンを長押しして、投げ物を投げずにピンを抜いた状態になったあと、着地前にマウスの左ボタンを放せばOKだ。ちなみに、すべてを正しく行えばキャラクターからサウンドが聞こえる。
05
ジグルピーク
《カウンターストレイフ》をマスターした人は《ジグルピーク》に進める。基本的にこのテクニックはコーナーでフェイクピークを入れる、または敵のポジションに関する情報を入手するために使用される。敵の動きを見てから動くのが理想的だ。
《ジグルピーク》をするためには、コーナー付近に立ってAキーとDキーを素早く交互に押す。こうすることでキャラクターが左右に細かく動き、敵から狙われにくくなる。このテクニックは対AWPに非常に効果的で、AWPのショットが当たりにくくなる。
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