ランニング
“ステイホーム” チャレンジで世界記録を更新したドイツ人ウルトラランナーの挑戦を振り返る。
フロリアン・ノイシュヴァンダーの “瞬間”
2020年2月27日、フロリアン・ノイシュヴァンダーはオーストリア・タールガウのトレッドミルで50km走った。
距離だけでもかなりの偉業だが、ノイシュヴァンダーはスピードも素晴らしかった。これまでの世界記録を1分38秒上回る2時間57分25秒で走りきったのだ。
この日、ドイツ人ウルトラランナーは世界記録保持者となった。
パフォーマンス
ノイシュヴァンダーはタールガウのレッドブル・アスリート・パフォーマンスセンターでこの記録を打ち立て、それまでの世界記録保持者だった米国人ランナーのマリオ・メンドーサを1分38秒上回った。
1km平均3分33秒という素晴らしいペースを見せた38歳のウルトラランナーは世界記録更新後に次のようにコメントした。
「トレッドミルのトレーニングは自分に合っている。決まったペースで走れるし、メンタルを鍛えるのにも向いている」
トレーニング
「しっかり準備してきた。世界記録に近いペースで、30kmランとマラソン2本をトレッドミルでこなした」
「さらには55kmランと60kmランを屋外でこなし、100kmバイクライドを屋内でこなした。かなりタフだったが、このようなトレーニングで持久力が高まり、メンタルも強くなっていた」
アドバイス
そして奇妙なことに、ノイシュヴァンダーはイヤフォンなしでこの記録を達成したのだ。一般人ならポッドキャストや音楽がなければメンタルが耐えられなかっただろう。本人は次のようにアドバイスを送っている。
「新しいチャレンジそのものがメンタル維持になるね。あとは楽しむこと。自分にストレスをかけ過ぎないで。ただのスポーツなんだから！」
Red Bull TVのアプリをダウンロードして、世界中のランニングアクションをチェックしよう！ ダウンロードはこちら>>
.png)
