Gaming
ジョン・ウィックのようなクールガイになろう。たったひとりでたったひとつのことに挑む。そして何であろうと自分を止めることはできないクールガイに…。
このようなパワーファンタジーは多くのビデオゲームが再現しようとしてきた。洋ゲーの『Duke Nukem』や『DOOM』シリーズが目指してきたのはまさにこれだ。
“ワンマンアーミー” というコンセプトはゲーミングシーンでは特に新しいコンセプトではないが、このコンセプトを思う存分楽しめるモダンな作品をプレイしたいという人のために、それぞれの魅力が大きく異なる5作品をリストアップしてみた。
01
『Shadow Warrior 3: Definitive Edition』
シリアス過ぎないノンストップアクションを求めているなら『Shadow Warrior 3: Definitive Edition』が良いだろう。このシリーズ3作目は2022年にDevolver Digitalが開発したが、見事に前作までのスピリットを引き継いでいる。FPSだが刀も使用できる。
ハイテンポなゲームプレイとカラフルなステージが『DOOM』シリーズのような他のFPSとは一線を画している。また、主人公の遠慮知らずのジョークがこの作品にアクション映画らしさを加えている。
『Serious Sam / シリアス・サム』シリーズをプレイした経験がある人は、この作品のゲームプレイとナンセンスぶりが想像できるだろう。日本風のステージを高速で駆け抜けていけば、誰もが超人気分を味わえる。
02
『ジャストコーズ4』
『ジャストコーズ』シリーズはオープンワールドで自由気ままに強烈な破壊行為を繰り返せることで知られてきた。シリーズ第4作ではA地点からB地点までより自由かつスピーディに動けるようになっており、ウイングスーツやグラップリングフックに加えて飛行機に掴まって移動することもできる。
この作品をプレイして荒唐無稽なアクション映画大作の主人公気分にならないのは不可能だろう。敵に包囲されている集落に上空から突入、目に入るものすべてを破壊、または盗んだヘリコプターでの脱出を問わず、いつでも血管の中でアドレナリンが駆け巡るのを感じられるはずだ。
『ジャストコーズ4』は “ワンマンアーミー” とは何かをリアルに教えてくれる。数多くの面白い選択肢が用意されているため新しくてクレイジーな瞬間が常に体験できるクールでパワフルなアクションゲームだ。
ウイングスーツと言えば… レッドブル・エアフォース!
14分
バリア・オブ・スピア
レッドブル・エアフォースが、南アフリカの空を舞台に、BASEジャンプやウィングスーツを使って素晴らしい場所を飛び回っています。
03
『Burnout Paradise Remastered』
豪快なカーチェイスなしに優秀なアクション映画は完成しない。もちろん、ビデオゲームでもカーチェイスは楽しめる。しかも、その選択肢は多い。
たとえば、『ニード・フォー・スピード』シリーズ最新作『ニード・フォー・スピード アンバウンド』はその有力候補だが、このシリーズを手がけているのが『Burnout / バーンアウト』シリーズの開発チームだ。
残念ながら『Burnout』シリーズはしばらく新作がリリースされていないが、2018年にリマスター版がリリースされている(Nintendo Switch版は2020年)。
『Burnout Paradise Remastered』はとにかく爆走したい人におすすめしたい1本だ。リスキーなドライビングをすればターボが蓄積されるので、強烈なパワーでライバルを蹴散らせる。とんでもないスピードで公道を走行するので自分の心拍数を正常範囲内に収めておくのはほぼ不可能だ。近日中の復活が待ち望まれる秀作シリーズだ。
04
『Sifu』
『Sifu』がクラシックなカンフー映画にインスパイはされていることは誰もが知っている。その雰囲気をビデオゲームというフォーマットで表現できているのは見事としか言いようがない。
高難度のため、クリアまで同じステージを何回かプレイしなければならないのだが、繰り返しプレイすることでステージのレイアウトや敵の攻撃パターン、パワーアップアイテムの位置などを覚えていき、最後には熟練の格闘技マシーンになれる。
このレベルに到達すれば、カンフーマスターのようにステージを進めるようになる。映画『マトリックス』の主人公ネオのように、敵のすべての攻撃を見切ってカウンターを当て、針の穴を通す精度で弱点を狙えるようになる。
もちろん、このレベルに到達するまではある程度の時間が必要になるが、ソウルズボーン系のファンならこの無間地獄を魅力的に思えるだろう。
05
『ベヨネッタ3』
言うまでもなく、パワフルな女性を主人公のアクションを楽しみたい人たちのための優秀なビデオゲームも存在する。プラチナゲームズの『ベヨネッタ』シリーズ最新作は、アンブラの魔女であるベヨネッタだけではなく、ジャンヌとヴィオラもプレイできる。
『ベヨネッタ3』はノンストップなスタイリッシュアクションが満載だ。1秒ごとに驚きと荒唐無稽なアクロバティック、強烈なコンボ、グルーヴィーな音楽が楽しめる。また、ヒロインたちはどんなものでも止められない真の驚異であることを感じられる。
このタイプのゲームをもっとプレイしたいなら、カプコンの『デビルメイクライ5』が同様のアプローチを取っている。しかし、TPS『ヴァンキッシュ』をはじめとする他のプラチナゲームズ作品もプレイすべきだろう。
基本的に『ベヨネッタ』シリーズは3本すべてが秀作アクションゲームに仕上がっている。現在Nintendo Switchではシリーズ全3作とスピンオフ『ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔』がリリースされている。
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