一本橋
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MTB

MTBの一本橋をプロに学ぼう!(初心者向けトリックHow To)

スタンディングで自転車のバランス感覚を養った後は、この一本橋トレーニングでバランス感覚のさらなるレベルアップを目指そう! コレをマスターすれば、より自転車を自由自在に操れる。
Written by 西窪友海
読み終わるまで:2分Updated on
まずは、トップアスリートが実践する

一本橋のお手本を動画でチェック👇

1分

西窪友海 / 忍者ライダー HOW TO 一本橋

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☝️テクニックを伝授する先生は
バイクトライアルライダーの西窪友海
🔴 過去に紹介したトリックHow Toを集約した同連載のまとめページは【こちら!
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【はじめに】

スタンディングを習得した後に必要なのがこの一本橋になります。スタンディングと共通して、自転車の上でバランスが取れるようになるために必要なスキルです。自転車の上でバランスが取れるようになれば、この後に紹介するジャックナイフやウイリーなど、どんなトリックもできるようになってきます。
もちろん、トレイルにある倒木などで遊ぶ時にも便利ですね!
スタンディングの時はハンドルを曲げてバランスを取ることが重要でしたが、一本橋はハンドルを曲げずにゆっくり一定の速度で進んでバランスを取るのでスタンディングより、すこしだけハードルが高いです。
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【ポイント】

  • サドルは低く(※注1)
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  • ブレーキはフルロックしない(※注2)
  • 常に走り続ける
(※注1)登り(ヒルクライム)の時はひたすら漕ぐだけなのでサドルを上げるケースが多いですが、下り(ダウンヒル)の際は、体を動かす動作が多いためサドルを使うことが少ないです。そのため、サドルはお尻に当たらないよう、なるべく低くセッテイングしましょう。
(※注2)基本的にどんな自転車も動いてないとバランスが取れないからです
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【練習方法】

① 道路の白線などで練習
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② 道路の縁石などで練習
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③ 倒木などで実践
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【意識】

  • 体の軸と自転車の軸を一直線上に
  • なるべくペダルから足を離さないようにしよう
  • 目線はタイヤの少し前
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【注意点】

どうしても初心者は、ペダルから足を離して足でバランスをとろうとしがち。これがプロから見ると非常にダサい仕草。上手ければ上手いほど足は常にちゃんとペダルの上にあるものです。
しかも、足が常にペダルの上にある方がバランスをとりやすいです。
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【ネクストレベル】

・ペダルを漕ぐ
・できるだけゆっくり走る