MTB
MTBのドロップオフをプロに学ぼう! （初心者向けトリックHow To）
岩の段差から飛び降りる時、勢い余って前転しちゃったら一大事。でもご安心！ ちょっとしたスキルで解決できます。それがドロップオフ。コレを身につけたら着地時の衝撃を和らげることだってできちゃいます!
まずは、トップアスリートが実践する
ドロップオフのお手本を動画でチェック👇
1分
西窪友海 / 忍者ライダー HOW TO ドロップオフ
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☝️テクニックを伝授する先生は
バイクトライアルライダーの西窪友海
🔴 過去に紹介したトリックHow Toを集約した同連載のまとめページは【こちら!】
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【はじめに】
トレイルライドには、岩の段差が必ず存在します。そういったアップダウンにあるところを走る時に覚えておきたいスキルがドロップオフです。街中で歩道の段差を降りたい時にママチャリでやってパンクした経験はないでしょうか？ このスキルは、そういった時にも役立つトリックです。
イメージとしては、岩を自転車に身を任せて “落ちる” のではなく、自転車を自分のコントロール下において “落とす” といったところでしょうか。両輪着地、もしくはリアタイヤ着地で可能な限り、自分の体への衝撃を和らげて気持ちよく降りることが大切です。
02
【タイミングが命】
フロントタイヤを“少しだけ” 上げて降りるこのスキルは、初心者でも10分ほどで身に付く比較的簡単なトリックです。しかし、この “少しだけ” の時のタイミングが非常に重要になってきます。
フロントタイヤを早く上げすぎると自転車が降り切る前にフロントタイヤの上がるピークがきてしまい着地に失敗したり衝撃をモロにくらってしまいます。
逆にタイミングが遅れてしまい段差のエッジを過ぎて（自転車が半分宙に浮いてる状態）からフロントタイヤを上げようとすると、前転して大怪我をすることも。なので、フロントタイヤが上がるピークと自転車が降りるピークをピシャッと合わせる必要があります。
感覚的には、スピードにもよりますが、段差のエッジの手前30cmくらいでフロントタイヤを上げましょう。この時、フロントタイヤは10～20cmくらい上げるのが理想的です。
03
【練習方法】
① 地面に線を書いて（もしくは線のある場所で）そこを段差に見立てて線の30cm手前でフロントタイヤを10～20cm上げて線を越える。
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② 中速ぐらいでフロントアップの練習
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③ 低い段差で両輪着地の練習
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④ 高い段差で両輪着地の練習
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04
【ポイント】
- ブレーキはなるべくかけない
- スピードを出しすぎない、遅すぎない
- なるべく両輪着地、もしくはリアタイヤ着地
- 力まないようリラックスして挑む
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【ネクストレベル】
着地が斜面になっているところにドロップ
フロントを下げ気味にして両輪着地を目指す
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