Gaming
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トップアスリートの裏側に迫るインタビュー記事、"Red Bull Behind the Pro - プロの裏側 -"にならい、本記事ではトップVTuberのこだわり、日々気を付けていること、パフォーマンスの引き出し方など、その"プロフェッショナリズム"に迫ります。いつもの彼女とは、ちょっと違った"プロの裏側"から見えるものとは?
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👉獅白ぼたん(Shishiro Botan )🦁
#翼をさずけらいおん
レッドブル・バーチャル・アンバサダーとしても活躍する、獅白ぼたん。
ビジュアルをいい意味で裏切る柔和な語り口調で、笑いの絶えないトーク配信を届けるそのギャップ……かと思えば、得意のFPS(ファースト・パーソン・シューター)では、ストリーマー界屈指の実力を披露するといった多面性が魅力の女性VTuberだ。
知る人ぞ知る骨太な洋ゲー(海外製ゲーム)の実況を行ったり、自作PCビルド配信を行うほどガジェット知識が豊富であったり、<なんとかしてくれる獅白ぼたん>と称されるほどの気遣い上手としても知られる彼女が、日々の活動に懸ける想いとは?
本人への一問一答インタビューから、プロフェッショナルとしての「獅白ぼたん」と、等身大の「獅白ぼたん」の両面に迫っていく。
01
\尊敬する人物はアインシュタイン?/
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Q:視聴者(リスナー)との交流や、VTuberどうしでコラボレーションする際に大切にしていることは?
持ちつ持たれつの関係を築くこと
「いつも、配信者側とリスナーが対等な関係でいられるように意識しています。
リスナーのみなさんからの意見や要望はつねにウェルカムですし、私からも何か伝えたいことがあるときは遠慮なく発言していく。そんな風に、双方向性のある関係が理想的だと思うんです。
ほかのVTuberさんとのコラボのときも、同じ考え方です。誰でも得意・不得意はあるので、(コラボする)お相手の方に合わせて自分の立ち回りを変え、持ちつ持たれつの関係でいられるのがベストだと思っています」(獅白ぼたん)
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Q:ゲームが上手になるためには?
勝ちたいと思ったら毎日練習
「毎日プレイする習慣をつけることですね。勝ちたいと思ったら練習するしかないし、本気でそう思ってからは、毎日FPSをやることが当たり前になっています。ほかのジャンルのゲームで遊んでいた日でも、1日1時間はFPSをプレイしないと落ち着かないです(笑)。
私も最初からゲームが上手だったわけではなくて、とにかく体が覚えるまでがんばるタイプなんです。だから、すぐにコツがつかめる人は、羨ましいと思いますね」(獅白ぼたん)
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Q:ゲームの知識を効率よく覚えるためには?
調べればすぐにわかるものを、いちいち覚えておく必要などない!
「これは、かのアインシュタイン先生の名言なんですが、この言葉に私も感銘を受けまして。ゲームだけではなく日常生活でも、「調べてわかることは覚えなくていいや!」の精神で生きています。
だから、そのぶん好きなことを記憶するためのリソースを割けているんだと思うのですが……そうでないことは、いつまで経っても覚えられなくて困っているんですよね(笑)」(獅白ぼたん)
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Q:失敗したときや落ち込んだときに行う対処法は?
一旦、距離を置いて別のことをする
「経験則として、たとえうまくいかなかったことでも、一旦離れてまた戻ってくると意外となんとかなることって多いなと思っていて。ようするに、大抵のことは時間が解決してくれるんですよね。
それがわかってきてからは、何かにつけてクヨクヨ悩むことはなくなりました。だから、案外キリのいいところで一旦休憩を挟んでおくことは大切だと思います」(獅白ぼたん)
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02
\テンションに左右されないプロ意識/
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Q:最高のパフォーマンスを発揮するために、配信前に行っているルーティーンは?
(しいて挙げるなら)ゲームの起動チェック
「ルーティーンやゲン担ぎのようなことはとくにやらないのですが、しいて挙げるならゲームの起動チェックですかね。配信ではマイナーなゲームをプレイすることも多いので、必ずやるようにしています。
それと、特定の操作をしたときにゲームが進行不能になるバグなどがないかどうかも事前に調べていますね。とくに洋ゲーにはバグがありがちなので」(獅白ぼたん)
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Q:今日はいまいちテンションが上がらないな、というときに行っている対処法は?
テンションとパフォーマンスは別ものと切り離して考える
「ふだんからそこまでテンションが高くないので、無理にテンションを上げよう、と考えたことはないです(笑)。そもそも、テンションごときにパフォーマンスを左右されたくないと思っています(笑)。
テンションを上げることと、パフォーマンスを上げることは別。ポジティブな影響ならまだしも、テンションが下がったことで配信に悪影響が出てしまうのは嫌なんです」(獅白ぼたん)
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Q:気分に左右されず、つねに最高のパフォーマンスを引き出すためのコツは?
反省は後からいくらでもできる、と割り切る
「配信中でもゲーム中でも、やっている最中は深く考えないことです。反省は後からいくらでもできるので、やっている最中にいたずらに思い悩む必要はない――そう割り切って、自分にできることを精一杯やることが大切ですね」(獅白ぼたん)
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Q:やめたいけどやめられないことや、直したいと思っているクセは?
怒っている、と勘違いされること
「つねにテンションが一定なせいか、配信中にリスナーから「怒ってる?」って聞かれてしまうことがよくあって……。
もちろんぜんぜん怒ってはなくて、単に語気が強くなりがちだから勘違いされることが多いんです。だから最近は、先回りして「怒ってないよ!」と言うようにしています(笑)」(獅白ぼたん)
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03
\無数の試行錯誤から得たデバイス知識/
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Q:ライブ配信終了後など、疲労を感じた際にフィジカルケアとして行っていることは?
とにかく寝る!
「思いっきり寝ます(笑)! ふだんはやることがいっぱいあるので早起きするんですけど、オフの前日は15時間以上も寝ることがあります。
でも、だいたい起きてから後悔するんです。夕方になって目覚めて、休みのうちにやりたいこといっぱいあったのに、寝過ぎちゃったな……って」(獅白ぼたん)
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Q:睡眠の質を高めるためのこだわりや、手放せないアイテムは?
エアコン(PCのために常時クーラー稼働)
「布団などへのこだわりはとくにありません。横になれたらオッケーです! ただ、エアコンは絶対になくてはならなくて、春先から常時クーラーをつけっぱなしです。
私自身が暑がりなのもあるんですが、それ以上にPCくんが熱を持ってしまうのが心配なんです(笑)。これってPCゲーマーあるあるですよね?」(獅白ぼたん)
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Q:PCやデバイス、機材に対する知識はどうやって身につけた?
買っては試すの積み重ね
「むかしから、気になる製品はとりあえず買って試していたので……デバイスが増えていくにつれ、自然と知識として身に付いていった、という感覚です。
"弘法筆を選ばず"という言葉もありますが、ゲームが上手な人が筆を選んだらそれこそ最強じゃないですか。そう思って、ゲームで勝つためにも最適なデバイスを見つけたい一心で、いろいろなものを試しているんです」(獅白ぼたん)
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Q:ゲーミングデバイスを選ぶうえで重視するポイントや、こだわりは?
じつは意外とこだわりがない
「じつはこだわりというほどのものはなくて、シンプルにいまの自分がいいな、と思うものを使っています。新しいデバイスを試しても、結局使い慣れたデバイスに戻す、なんてこともよくあります。
そんななかでも、いちばん長く使い続けているのはキーボードです。東プレの"REALFORCE(リアルフォース)"という製品なのですが、打鍵感がいいのはもちろん、すごく頑丈で、長年使ってもまったく壊れる気配がないんです。
一度、「他社のも使ってみようかな」と思って新しいキーボードを買いに行ったことがあるんですが……結局、最新版の"REALFORCE"を買って帰ってくるという(笑)。そのくらい気に入っています」(獅白ぼたん)
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Q:キーボードは"REALFORCE"一択……では、マウスは?
気分次第(いまはZOWIE S2がお気に入り)
「マウスは軽めのものが好みで、それさえ満たしていればいいと思っているので、気分でコロコロ変えていますね。ゲーミングマウスは、いままでにいくつ買っただろう……(笑)。
それこそ最初は、古(いにしえ)のPCゲーマーのあいだで、伝説の名機と謳われたIE3.0(※1)と人気を二分した、Razer(レーザー)の"DeathAdder(デスアダー)"を買ったところから始まり、SteelSeries(スティールシリーズ)や、ROCCAT(ロキャット)、Mad Catz(マッドキャッツ)などの製品も試しました。
最終的に、いまはZOWIE(ゾウィー)の"S2"というマウスを使っています。まあ、これも落ち着いたというわけではないので、また変えるかもしれません(笑)」(獅白ぼたん)
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04
\即断即決、言葉よりも先に行動で示す!/
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Q:日々の活動のなかで大事にしている、"自分らしさ"は?
素のままでいること
「VTuberとして活動していくうえで、"自分らしさ"は大切にすべきものだと思います。ただ、自分のほかに"獅白ぼたん"はいないので、"自分らしさ"についてあまり深く考えたこともありません。
そのぶん、リスナー(視聴者)のみんなの前で、"作った自分"を見せたくないなと思う気持ちも強いので、たとえば以前、私が体調を崩して検査入院することになってしまったときにはすごく悩みました。
「入院します」と本当のことを言って余計な心配をかけるより、いっそ違うことを言ったほうがお互い幸せなんじゃないか……って。
でも、最終的には本当のことを言って、それをみんなが受け入れてくれるなら、私もがんばれるかなと思ったんです。結果、みんなも落ち着いて受け止めてくださったので、あのときのことはいまでも感謝しています」(獅白ぼたん)
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Q:「なんとかしてくれる獅白ぼたん」として、「なんとかしてあげたい」と思う原動力は?
言葉より行動で示せる人でありたいから
「いくら言葉を並べても、行動に起こせなければ意味がないと考えています。もし自分が誰かと一緒に何かをやりとげるとしたら、言葉よりも行動で示せる人をパートナーにしたいと思うし……だとしたら、まずは私がそれを実践できないといけないですよね。
そうやって率先して行動することを心がけていたら、あるとき同期生の尾丸ポルカが、CMソングになぞってそのフレーズを歌ってくれたんです(下の動画)。そうやってネタにしてくれるのは嬉しいですね(笑)」(獅白ぼたん)
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Q:他人のためを思って行動することに、ときには疲れてしまうこともある?
一切ありません!
「正直なところ、あくまで「この問題なら私が力になれそうだ」と思ったことに対して自分から声を掛けにいっているだけなので、頼りにされてる、アテにされている、という感覚はまったくないんです。
実際、私にも当然わからないことはいっぱいあるし、無理なことは無理と見切りをつけるのも早いほうだと思うので、むしろ「私ってドライな人間なのかも」と思うことのほうが多いくらいです。即断即決タイプですね」(獅白ぼたん)
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Q:決断を迫られた際に、迷わないコツは?
「次がある」と考える
「決断というほど大げさな話ではないのですが……たとえばご飯屋さんに行ってメニュー選びに迷ったときなんかは、私はよく「次がある」と考えるようにしています。今日はこっちを選んだけど、選ばなかったほうはまた来たときに頼めばいいや、と。
人生において決断を迫られたときだって、案外これと同じことだと思いません? ……言い過ぎかな(笑)。でも、生きていればチャンスは一度きりとは限らないわけですから!
優柔不断に悩んでいる方は、ぜひ「次がある」の精神で自分の直感を信じてみるのがいいと思います」(獅白ぼたん)
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<👉獅白ぼたん インフォメーション>
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