A photo of Damwon Gaming lifting the Summoners' Cup
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『リーグ・オブ・レジェンド』:海外最強プロプレイヤー 7選

2009年から世界を魅了してきた『リーグ・オブ・レジェンド』のトーナメントシーンで活躍を重ねてきたインターナショナルプレイヤーの中からベスト・オブ・ベスト7人をピックアップ!
Written by Miralem Becic
読み終わるまで:5分Published on
『リーグ・オブ・レジェンド』のプロプレイヤーは現れては消えていく。その中には素晴らしいプレイや連勝記録を残すプレイヤーもいるが、以下に紹介するレジェンドプレイヤー7人に匹敵するキャリアを築けるプレイヤーはいないに等しい。
01

Faker

韓国のトップチームT1を代表するFakerは2013年3月からプロプレイヤーとして世界を席巻し続けている。現在26歳の彼は、これまでに『リーグ・オブ・レジェンド』最高峰トーナメント、Worlds3回も制している。また、Fakerは、同じチームに10シーズン在籍している唯一の『LoL』プロプレイヤーでもある。
Faker

Faker

© 레드불

Fakerは、今や伝説となっているryuとのZedミラーマッチや、当時最強のミッドレーナーと見なされていたAmbitionとのマッチアップでのソロキルなど、いくつもの名場面を生み出してきたことで知られている。
また、Fakerは韓国リーグ10回制覇を含むいくつもの成功を収めている。すべての頂点に立つ彼は、プロデビューから10シーズンが過ぎた今も、素晴らしいパフォーマンスで周囲を感嘆させている。現役を終えたあとも、未来永劫語り継がれるだろう。
02

Uzi

最高のメカニカルスキルを備えているプレイヤーのひとりが、現在25歳の中国人プレイヤーUziだ。国内外両方でプロシーン最多キル数を誇る彼は、常に注目を浴びてきた。《ヴェイン》での強烈なプレイで知られている彼は、このチャンピオンでペンタキル5回も記録している(LPLのみ)。
電撃復帰してファンを驚かせたJian “Uzi” Zi-Hao

電撃復帰してファンを驚かせたJian “Uzi” Zi-Hao

© Riot

Uziは、2021年に約1年半のブランクを経てBilibili Gamingの選手として現役復帰した。それまでのプロキャリアはRNG1本だったため、この新チームからの復帰はシーンを驚かせた。尚、国内では無数のタイトルを勝ち取っているUziだが、Worldsだけは制覇できていない。
03

Ambition

Faker時代が訪れる前、世界最強のミッドレーナーと言えばAmbitionだった。2011年にMiG Blazeと契約したあと、彼はいくつものインターナショナルレベルでの成功を手にしてきた。
素晴らしいキャリアを築いて現役を引退したKang “Ambition” Chan-yong

素晴らしいキャリアを築いて現役を引退したKang “Ambition” Chan-yong

© Riot

現在29歳のAmbitionは、2014年までミッドレーンをプレイしたあとジャングルへ転向したが、この転向は彼にとって最高の決断のひとつとなった。なぜなら、2017シーズンにSamsung GalaxyのジャングラーとしてWorlds制覇を成し遂げたからだ。
近年のAmbitionはGen.Gストリーマーとして活躍しており、一線からは退いている。彼は、ロールを転向したあとも成功を収めることができた数少ないプロプレイヤーのひとりだ。
04

Perkz

現在23歳のPerkzG2 Esportsのスタープレイヤーとして頭角を現した。G2 Esportsには5シーズン所属し、うち3シーズンをミッドレーナー、2シーズンをADCとしてプレイ。G2 EsportsとともにLECで多くの成功を手にしたあと、ストレスがかかる局面での立ち回りと自信の大きさが評価され、LCSへ舞台を移した。
ヨーロッパに復帰したLuka “Perkz” Perković

ヨーロッパに復帰したLuka “Perkz” Perković

© Riot

しかし、ホームシックが原因ですぐにヨーロッパへ戻ったPerkzは、スーパーチームVitalityへ移籍。2019シーズンのWorldsでファイナル進出を果たしている彼は、新チームとともにWorlds優勝へ向けて努力を重ねている。
05

caPs

caPsは様々な表情を持つミッドレーナーとして知られている。調子が悪い日もあれば、絶好調で手を付けられない日もある彼のオリジナルのゲーマータグはCapsだったが、最近caPsへ変更した。現在22歳のデンマーク出身のcaPsはFnaticのトッププレイヤーとして評価されたあと、2018シーズンにG2 Esportsへ移籍した。
MSI 2019でMVPに輝いたcaPs

MSI 2019でMVPに輝いたcaPs

© LoL Esports

caPsはG2 Esportsでも主力として活躍しており、彼を軸に据えたロースターが組まれている。また、これまでに5回MVPを獲得している。“Baby Faker” の異名を持つ笑顔がトレードマークのcaPsの悲願はWorlds制覇だ。
06

Mata

史上最強のサポートとして知られる現在28歳のMataのキャリアは長い。プレイヤーとして先見の明があったMataは、のちに『LoL』のメタとなる戦術と戦略を積極的に採用していた。尚、彼が最も得意としていたチャンピオンは《スレッシュ》で、このチャンピオンとともに優れたメカニカルスキルと判断能力を幾度となく披露した。
セカンドキャリアを歩み始めているCho “Mata” Se-hyeong

セカンドキャリアを歩み始めているCho “Mata” Se-hyeong

© Riot

Mataはいくつものチームを渡り歩いたあと、2019シーズンからRNGのコーチに就任。現在はRNGからも離れたが、現役時代の豊富な経験を活かしてセカンドキャリアを築いている。
07

Showmaker

2017シーズンのデビュー以来、現在21歳の韓国人プレイヤーShowMakerは素晴らしい “ショー” を生み出し続けている。《カタリナ》専門時代に培われた優れたメカニカルスキルと反応速度が特長のShowMakerは、派手でアグレッシブなプレイスタイルで常にファンを楽しませようとしている。
新世代プレイヤーの筆頭格Heo “ShowMaker” Su

新世代プレイヤーの筆頭格Heo “ShowMaker” Su

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2020シーズンのWorldsを制しているShowMakerは今回のリストでは最年少プレイヤーだが、すでにベテラン顔負けのキャリアを築いている。
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