Screenshot aus MotoGP 24 zeigt Jack Miller und Brad Binder unter einem Red Bull Banner in Misano.
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ゲーム

『MotoGP 24』:初心者用おすすめテクニック&アドバイス 7選

何事も最初は苦労がつきもので、『MotoGP 24』のようなバイクレーシングゲームでは特にそうだ。ビギナー用ガイドを活用して早めに上達しよう!
Written by Philipp Briel
読み終わるまで:6分Published on
2024年5月、ロードレース世界選手権 “MotoGP” の公式レーシングゲーム『MotoGP 24』がリリースされた。このシリーズ最新作にはいくつかのエキサイティングな新機能が追加されているが、この作品を含むバイクレーシングシミュレーションは、レーシングゲームの中で最も難しい部類に含まれる。そこで今回は、初心者に役立つ攻略テクニックとアドバイスをまとめてみた。
01

高難度を覚悟する

『MotoGP 24』は文句なしに楽しいレーシングゲームだ。しかし、概してバイクシミュレーションの学習曲線は非常に厳しく、今作もこれまで以上にアクセシビリティが高められているとはいえ、この点に変わりはない。
レーシングゲームのプロプレイヤーでも『MotoGP 24』には慣れが必要

レーシングゲームのプロプレイヤーでも『MotoGP 24』には慣れが必要

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4輪のレーシングゲームに慣れているプレイヤーは特にだが、多くのプレイヤーがスタートからわずか数周で幾度となくグラベルに突っ込むことになるだろう。
アクセルを早く開きすぎたり、コーナー出口でアクセルを全開したりすれば、あっという間にクラッシュしてしまう。また、他のライダーと接触してもアウトで、ブレーキングがコンマ数秒遅れてもアウトだ。何が言いたいかは分かるはずだ。
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02

ライディングエイドをオンにする

新規プレイヤーは、サーキットに出る前に調整から《ライディングエイド》を選択して、ゲーム体験のレベルを変更するのが良いだろう。細部まで調整できるようになっているが、《ニューラル・ステアリング》《ニューラル・ブレーキ》はバイクの感覚を掴むのに非常に役に立つ。
フロントブレーキとリアブレーキの使い分けを意識する必要がなくなるので、《ジョイントブレーキ》も序盤はオンにしておくのが良いだろう。
最初はライディングエイドを全オンにして徐々にオフにしていこう

最初はライディングエイドを全オンにして徐々にオフにしていこう

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他のすべてのレーシングゲームと同じで、『MotoGP 24』でもエイドをオフにした方が速く走れる。しかし、バイクを上手く走らせることができなければ意味がない。
というわけで、最初は《ライディングエイド》をすべてオンにしてゲームに慣れていこう。そのあとから徐々にオフにしていけばOKだ。
03

Moto3のタイムトライアルから始める

『MotoGP 24』にはMotoGPだけではなく、Moto2Moto3も収録されている。Moto3はマシンのパフォーマンスが一番低く、ゆえにスピードが高くなく、ハンドリングも簡単だ。
低速のMoto3はスタートポイントに最適

低速のMoto3はスタートポイントに最適

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つまり、『MotoGP 24』のゲームプレイに慣れるのに最適なスタートポイントと言える。まずは、メインメニューからタイムトライアルを選択して、ひとり静かに練習することを推奨したい。
レーシングゲームに慣れているプレイヤーなら、有名なサーキットを選択するのが良いだろう。完全な初心者ならザクセンリンクレッドブル・リンクが良いだろう。
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英語 +4

04

MotoGPアカデミーとチュートリアルを完了する

Moto3でウォームアップが終わったら、チュートリアルMotoGPアカデミーに挑戦しよう。これらではMotoGPマシンを操作することができる。
チュートリアルではハンドリングとルールについて学べる

チュートリアルではハンドリングとルールについて学べる

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チュートリアルは初心者向けとは言えないが、バイクのハンドリングMotoGPのレギュレーションについて学ぶことができる。時間をかけてすべてをマスターするようにしよう。
一方、MotoGPアカデミーは、MotoGPの全サーキットを攻略するために必要なスキルを培うのに最適なコンテンツのひとつだ。
MotoGPアカデミーではサーキットの攻略方法が学べる

MotoGPアカデミーではサーキットの攻略方法が学べる

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ここでは、各サーキットのセクターごとに練習することが可能で、メダルを争ったり、スキルを披露したりできる。ヘレス・サーキットの暑さやウェットコンディションのフィーリングを掴むのに最適だ。
05

荷重移動をマスターする

4輪レーシングゲームにはなく、『MotoGP 24』やその他のバイクレーシングゲームだけにフィーチャーされている大きな特徴のひとつが、荷重移動だ。たとえば、左ターンから右ターンなど、ターンの方向転換時は荷重を素早く移動させる必要がある。
荷重移動をマスターすればラップタイムが大きく向上する

荷重移動をマスターすればラップタイムが大きく向上する

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もちろん、ブレーキングで早めに減速して、ゆっくりとコーナーを回っても問題ないが、荷重移動をマスターしない限り、コーナーリングが上達することはない
この荷重移動のマスターにはかなりの時間がかかるが、少し練習を重ねれば、早めに重心を移動させれば驚くほど速くコーナーリングできるようになり、最終的にラップタイムが向上することが理解できるようになる。
基本的には、コーナーを抜けたあとで次のコーナーの方向を確認し、必要に応じて左アナログスティックでバイクをその方向に向けることが重要になる。
06

アクセルとブレーキは丁寧に操作する

ブレーキング、ステアリング、加速でコーナーを抜けていこう。『MotoGP』ではすべてにおいて丁寧な操作が求められる。コーナー進入前に激しくブレーキングしてしまえば、クラッシュのリスクが高まり、コーナー出口でアクセルを不必要に開いてしまえば、バイクのコントロールを失い、またもクラッシュのリスクが高まる。
アクセルとブレーキは丁寧に操作しよう

アクセルとブレーキは丁寧に操作しよう

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『MotoGP 24』では注意深い丁寧な操作がカギになる。可能なら、アクセルとブレーキを最大限まで使わないようにしよう。
注意深い丁寧な操作はPS5版の方が簡単だ。なぜなら、アダプティブトリガーがブレーキやアクセルが強すぎることを教えてくれるからだ。また、コントローラーの振動もアラームとして活用したい。振動するときは、アクセルかブレーキを少し緩めよう。
07

正しいセットアップを見つける

『MotoGP 24』は優秀なレーシングシミュレーションなので、当然ながら自分だけのセットアップを決めることができる。セットアップはマシンの挙動、ハンドリング、スピードに大きな影響を与える。
『MotoGP 24』では、すべてのパラメータを個別に手動で設定するか、推奨セッティングを選択できる。推奨セッティングはパーフェクトではないが、通常のセットアップよりも優れたセットアップになっている。
推奨セッティングを活用したい

推奨セッティングを活用したい

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それでもまだ満足できない場合は、レースエンジニアに問題を報告しよう。そうすれば、レースエンジニアが調整してくれる。尚、便利なことに、『MotoGP 24』では個々のパラメータがテキストで解説されている。
レースイベント前にタイヤのコンパウンドブレーキディスクのサイズを選択することもできるが、こちらも推奨セッティングが用意されている。
基本的に、大きいブレーキディスクは高温時に適していて、より高い制動力が得られ、小さいブレーキディスクは低温時に適していて、より高い敏捷性が得られる。
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