An official promo screenshot from Red Dead Redemption 2
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ゲーム

『レッド・デッド・リデンプション2』:ビギナーズガイド

話題作を手に入れたが無慈悲で広大な大西部を前に途方に暮れている? スムーズ&スマートな無法者生活を送るためのヒントを紹介しよう。
Written by Kevin Wong
読み終わるまで:6分Published on
Rockstar Gamesが『レッド・デッド・リデンプション2 / Red Dead Redemption 2』をPS4・Xbox Oneでリリースした。
前作『レッド・デッド・リデンプション』の前日譚に相当する今作は、ギャング団 “ダッチギャング” のストーリーをその忠実なナンバー2、アーサー・モーガンの視点で語っていくのだが、圧倒的なディテールを誇っており、この特徴がプレイヤーに大きな影響を与える。
たとえば、アーサーは服を重ね着することが可能で、しかも天候に合わせて正しい服装を着る必要がある。寒さや暑さに適していない格好をしていれば、ステータスが下がるようになっているのだ。
また、武器も定期的にメンテナンスをしていなければ機能や精度が下がってしまう他、食事を怠ればスタミナやライフが下がってしまう。
基本操作が学べる長大なプロローグが終わると、プレイヤーは無慈悲な世界を自由に探索できるようになる。
馬の背に乗って移動している間にライバルギャングのメンバーから目を付けられたり、町中で面倒な人に出会ったりすることになる。馬が急斜面におののくことがあれば、木にぶつかって馬から落ちることもあるはずだ。
しかし、このようなミスやアクシデントは学習機会になるため、徐々に上手く立ち回れるようになるだろう。
とはいえ、何しろ膨大なディテールが詰め込まれた広大な世界なので、圧倒されてしまう人もいるはずだ。そこで、今回は『レッド・デッド・リデンプション2』をスムーズにスタートさせるためのヒントをいくつか用意した。
ここまで広く、ここまで無慈悲な世界はフラストレーションが溜まりやすい。今回のヒントが少しでもその解消に役立つことを願っている。

1. 話者の名前を表示して人物を覚える

『レッド・デッド・リデンプション』には約50万のセリフが用意されており、文脈も用意されている。
しかし、今作ではキャラクターの話を聞きながら別のことをする機会が多い。細い崖の上を注意深く馬で歩いたり、ライバルギャングの背後に忍び寄ったりと細かい操作が必要な時は、彼らのセリフをついつい聴き逃してしまう。
そこで、設定メニューからディスプレイに入り、字幕をオンにしよう。そしてその下の「話者の名前を表示」もオンにしよう。ダッチギャングだけで23人もいる。名前を覚え、声と名前を一致させるのにはこれが最適な方法だ

2. シネマティックモードで楽に移動する

馬に乗っている間はシネマティックモードに切り替えられる。PS4では、画面の上下に黒い「ワイドスクリーン」バーが表示されるまでタッチパッドを押し続ければ良い。また、R3ボタンを押せばカメラアングルを切り替えることができる。
何しろ馬での移動なので、A地点からB地点まで辿り着くまでには少し時間がかかる。しかも、馬に乗らなければならないタイミングは結構多い。仲間のギャングと一緒に移動するだけなのに疲れてしまう人もいるだろう。
そこで、仲間のギャングと一緒に移動する時はシネマティックモードに切り替えて、Xボタンを押し続けようこちらの疲労をセーブできる。アーサーが自動的に他のギャングと同じペースで走り、彼らのあとをついていくようになるのだ。
言うならば、19世紀のクルーズコントロールだ。Xボタンを押し続けている間は、リラックスしてセリフに耳を傾けながら、雄大な景色を楽しめる。また、放置状態を心配する必要もない。プレイヤーが注意すべきことが起きれば、ゲームが教えてくれる。

3. 回復系アイテムを雑貨店で買わない

雑貨店を訪れれば、アーサーのライフやスタミナ、デッドアイを回復できる様々な強壮剤嗜好品食料品を買える。
ライフ・スタミナ・デッドアイにはそれぞれ2段階のゲージが用意されている。外側の円形ゲージは現在の状態、内側のアイコンゲージは基本ステータスを意味している。基本ステータスが下がると、回復速度が遅くなる。
賢く立ち回れば、このようなステータス回復用アイテムを買わずに済む。というのも、色々な場所に落ちている / 入っているからだ。引き出しや棚に入っていたり、死体が持っていたり、キャンプ跡地に落ちていたりするのだ。
現金はキャンプのアップグレードや、手に入りにくい馬用アイテムのために取っておこう。

4. 探って探って探りまくる

これは非常に重要なヒントだ。ゲーム開始から間もなく、プレイヤーは複数の激しい銃撃戦に巻き込まれる。それらの銃撃戦には10~20人の敵がいるのだが、全ての死体を探ることができる。
ダッチを含む仲間からは「何をしているんだ」、「時間がないぞ」などとけしかけられるのだが、無視して構わない。時間をかけて全員のポケットからアイテムを奪おう回復系ステータス上昇系アイテムが大量に手に入るので、しばらく買わないで済むようになる。
また、家や建物に入ったら、その中をくまなく探そう。棚を全て見終わったあとでも、丁寧に操作していればさらに下や横の棚を調べるためのアイコンが表示される時があるので、忘れないようにしよう。このような棚や引き出しにはかなりの金額で売れるアイテムが入っている場合がある
しかし、残念ながら、「全て回収 / 全て拾う」ボタンは用意されていないので、アーサーは必ずひとつずつ拾うことになる。焦らずにじっくり回収していこう
また、建物の2階も忘れずに見回るようにしよう。どこかに階段やはしごがあるはずなので、建物の外も含めてくまなく探してみよう。

5. 銃をホルスターに収める癖をつける

これも非常に重要だ。「トラブル発生」の確率が高いという意味では、4番目のアドバイスより重要かもしれない。
PS4では、L1を押すとアーサーがホルスターから銃を抜き、L1をもう一度押すとホルスターに銃を収める。銃がホルスターに収まっている間は、L2を押せば人と会話できるが、抜いている状態でL2を押すと、その人にロックオンしてしまう。
酒場など、善良な一般市民がいる場所に入る時は、必ず銃をホルスターに収めておこう。画面右上を確認することを癖にしてしまおう。銃を抜いていると画面右上に弾数が表示される。
この確認を忘れてしまえば、善良な一般市民に何かを頼む代わりに、顔に銃を突きつけてしまう。そしてこのような行動を取れば、「賞金首になる確率が急上昇する
また、操作に慣れるまではR2ボタンを触らないようにしよう。軽くタップするだけで、アーサーが銃を抜いて腰だめ撃ちをしてしまう。これもまた会話の助けにはならない。すぐに「賞金首」になってしまうだろう。
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