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獅白ぼたんが大会を初主催! 『ストリートファイター6』にハマった理由
バーチャルYouTuberの獅白ぼたんが『ストリートファイター6』(以下、『スト6』)を使ったトーナメント大会「獅白杯」を初主催! 『スト6』にのめり込み、大会を開くことになったきっかけとは?
『スト6』×「獅白杯」
2024年3月31日(日)に開催される「獅白杯(ししろはい)」は、バーチャルYouTuberの獅白ぼたんが初めて主催するゲーム大会。
大会タイトルには『スト6』が使用され、ストリーマー向けの個人戦として、"初心者~中級者トーナメント"と"上級者トーナメント"の2部構成で開催される。
そこで当記事では、獅白ぼたんに直接インタビューを行い、『スト6』の面白さにハマり、そして大会を開くことになったきっかけに迫ってみた。
01
\『スト6』を初めてプレイしたのは?/
戌神ころねさんの家で
獅白 『スト6』を遊ぶようなったのは、CRカップ(※1)の"第1回 Crazy Raccoon Cup Street Fighter 6"(2023年6月25日)への出場がきっかけです。
それまでは『スト6』に限らず、「格闘ゲームってちょっと難しそう」という印象があって、ほとんど遊んでこなかったんです。
しかし、その大会(CRカップ)に同じ事務所の先輩であり、しかも前作の『ストリートファイターV』から遊んでいる、"ころ"(戌神ころね)さん(※2)も参加することが決まって……。
「じゃあ、ちょっと教えてもらおうかな」と、"ころ"さんの家で、初めて『スト6』を触らせてもらったんです。
02
\『スト6』初プレイの感想は?/
私でもプレイ(操作)できるかも!
獅白 どちらかというと私はPCゲーマーで、コンシューマーゲームやアーケードゲームを遊ぶといっても、"RPG"や"音ゲー(音楽ゲーム)"がほとんどだったんです。
基本は、"マウスとキーボードで操作するゲームが好き"ということもあって、これまで格闘ゲームに触れる機会があんまりなかったんですよね。
そんななか、"ころ"さんに「『スト6』は初心者でも楽しめるモダンタイプ(※3)という操作方法があるから大丈夫だよ!」と励まされながら(笑)、プレイしたんです。
もちろん最初は、格闘ゲームの立ち回りかたや攻防のコツなどがわからない状態でしたので、正直、多少の戸惑いは感じましたけど、それでも複雑なコマンド操作がいらないので、"これなら私でもプレイ(操作)できるかも!"と思いました。
03
\『スト6』の大会に選手として出場してみて?/
大会終了後に大泣きしたんです
獅白 『スト6』のCRカップにはこれまで3回出場しています(※下記の表)。
開催日
大会名
2023年6月25日
2023年9月23日~24日
2024年2月11日
第3回CRカップ Street Fighter 6
初出場した第1回目は、「もちろん、勝ちたいな」と思いつつも、それ以上に「楽しめたらいいな」くらいの気持ちで出場したんです。
大会は5人1組のチーム戦だったのですが、結果は4チーム中3位。また個人成績としては1勝もできず……。
めちゃめちゃスケジュールが忙しいなかでの参加でしたので、練習の時間を十分取ることもできず、自分のなかでちょっと消化不良感もあったんですよね。
そんななか、ありがたいことに「第2回大会も出ませんか?」とお声をかけていただいたのですが、そのとき「めっちゃ練習して自分がどこまでできるのかチャレンジしてみよう」って思ったんです。
そこで、マネちゃん(マネージャー)に「この期間のスケジュールは絶対空けて!」とお願いをして、自分なりに猛練習をして出場したんです。
結果は、全試合フルラウンドまで戦うことができたんですけど、残念ながら1勝することはできませんでした。
で、大会終了後に大泣きしたんです(笑)。
コーチやスタッフ(関係者)などを含め、みんなに時間を割いていただいたにも関わらず勝てなかったのが悔しいし、申しわけないし……そして、応援してくれているファンのみなさんにも"勝ち"を見せることができなかったというのもあって……。
04
\そして"第3回CRカップ『スト6』"では?/
やっと初勝利することができました!
獅白 もしも"第3回CRカップ『スト6』"に呼ばれる機会あったら、「そのときは是が非でも勝ちたい!」という気持ちから、第2回大会のあとに"『スト6』筋(『スト6』の筋肉)"を付けておこうと思って、空いている時間はずっと『スト6』を練習しました。
そんななか、ありがたいことに第3回大会も呼んでもらえることになり、その地道な練習の成果が実り、やっと(個人成績として)初勝利することができたんです!
(▼獅白ぼたん初勝利のシーンは、下の動画の2:25:00あたり)
05
\やり込んでみて感じた『スト6』の面白いところは?/
成長実感が自分で分かるところ
獅白 やっぱりモダンタイプのおかげでここまで続けられているっていうのがありますね。「『スト6』の大会に参加してみよう」と思ったのものモダンタイプあったからです。
練習していくうちに「こう動きたいな」、「もうちょっとダメージを与えたいな」となってくると、コマンド操作が必要になってきます。
そこから少しずつ"技コマンド"を覚えてみたりと、けっこうステップアップしやすいゲームシステムだと思うんです。
同時に、練習の成果がゆっくりですけど自分のプレイに反映されるのが面白くて。
それなりに時間はかかるかもしれないんですけど、ちゃんとやっていれば「ちょっとずつ強くなっていってるんだな」という成長実感が自分でわかるんです。そういう部分が楽しいなと思いますね。
06
\『スト6』で強くなるためには?/
やらなくていいことはやらなくていい
獅白 最近、『スト6』のランクマッチ(※4)でダイヤモンドに到達したんです。
とはいえ私の場合、これまでに"いろいろなコーチがついてくれていた"という特殊な環境なので、独学だったらたぶんダイヤモンド到達まで、もうちょっと時間がかかったかもしれません。
よくコーチに言われたのは、「やらなくていいことはやらなくていい」ということ。
私もそうだったのですが、『スト6』を始めたての初心者ほど「強くなりたい」がために、たくさんのことを覚えて、たくさんのことをやろうとしてしまうんですよね。
たとえば"投げ抜け"……これは必要なテクニックに見えても、「序盤のランク帯では、やらなくていいです」と、きっぱりコーチに言われました。
コーチいわく、「基礎の動きを的確に出すことができれば"勝ち”に持っていける」ということなんです。なので私は本当に、"難しいことは一切やっていない"です(笑)。
07
\「獅白杯」を主催することになったのは?/
経験として今後に活かせるかもしれないから
獅白 CRカップに限らず、私はさまざまな大会やイベントなどに出演・参加することが多いですが、イベントを主催する側にも一度チャレンジしてみたいな、と思ったんです。
そうすることで、"参加者と主催者"両方の気持ちがわかりますし、今後なにかに、この経験が活かせるかもしれないからです。
なお、「獅白杯」の使用タイトルに『スト6』を選んだ理由は、「いま自分がいちばんハマってるゲーム」だったというのがひとつ。
そして、格闘ゲームは、たとえチーム戦だとしても、直接戦うのは1対1じゃないですか、そういう意味では、(ふたり以上の)マルチ対戦ゲームのように複雑になりすぎず大会として開催がしやすい作品だった、という理由もあります。
あと最近、いろいろな人の『スト6』のプレイ映像を見るのが楽しかったので、自分が大会を主催して、みなさんのプレイをじっくり見たい、というのもきっかけのひとつですね。
08
\「獅白杯」で注目してもらいたいポイントは?/
『スト6』のプレイヤー数が増えたらいいな!
獅白 「「ホロライブ」のタレントがやってるんだ?」、「ししろん(獅白ぼたん)が大会を主催するんだ?」という部分が、ひとつの注目ポイントになれば嬉しいですね。
これまで、「ホロライブ」所属のタレントが、このような大会を主催するイメージってほとんどなかったと思うんです。そういう部分が、大会の見どころにも繋がればありがたいです。
そして今回、大会に『スト6』を使用させていただくので、「獅白杯」の開催によって、さらに『スト6』のプレイヤー数が増えたらいいな、と思っています!
09
\「獅白杯」今後の展望は?/
「いちばん強いやつを決めようぜ!」みたいな戦いを見たい
獅白 まだ、(第1回目の)大会が始まってもいないなか、「すごくわがまま」というか勝手なことを言ってしまうと(笑)、可能であれば「獅白杯」は今後も第2回大会、第3回大会と続けていきたいな、とは思ってます。
かなり気が早いかもですけど(笑)、もし次回、大会を主催するならば誰でもが参加できる大会を開きたいです。単純に「いちばん強いやつを決めようぜ!」みたいな戦いを見たいな、と思っていて(笑)。
とはいえ、そのぶん大会の規模が大きくなってしまいますので、まずは私自身がきちんと大会を主催できるか、という部分も含めて、第1回目は必ず成功させたいと思っています!
10
\いまから『スト6』をはじめようと思っている人に/
自分のペースで楽しんで!
獅白 格闘ゲームって、1対1の戦いですから、勝ち負けがはっきりしていて、負けるととても悔しいんですよね。
たとえばチーム戦のゲームだと、いくら自分が活躍しても"仲間との連携ミス"など、チームワークが原因で負けたりすることもあるじゃないですか。
でも、格闘ゲームで負けたときって、それは"自分の弱さ(下手さ)"なので、ダイレクトにその敗北感が心に伝わってくるんですよね。
だからこそ、周りのプレイヤーが上手に見えて「自分って下手だな」とヘコんだりするときもあると思うんです。
実際、私もそんなときがあったのですが、そのときコーチに「格闘ゲームは周りの人と比べちゃダメだよ」、「自分のペースで楽しみましょう」と言われたんです。
もちろん、"周りの人と比べてやる気が出る人"は、ぜんぜん比べてもらってもいいんですけど(笑)、そういうのが苦手な人は自分のペースで大丈夫です!
ちなみに、ランクマッチでは同じくらいの強さのプレイヤーと戦うことになるのですが、自分のランクが上がっていくにつれ対戦相手のランクも相対的に上がっていくので、「自分は本当に強くなっているのかな?」と、ふと思う瞬間があるんです。
『スト6』をプレイしていて、いま同じように思っている人、そしてこれから『スト6』を始めようと思っている人には、「練習を重ねれば、確実に昨日の自分より強くなっているので、自分のペースで楽しんでください」っていう言葉を投げかけたいです。
ちなみに私は、モダンタイプ(操作)でマスター(ランク)到達にチャレンジしようと思ってるので、みなさんも"それぞれの遊び方"で楽しんでもらうのがいいかな、と思っています!
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💡《獅白ぼたん》プロフィール
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👉獅白ぼたん プロフィール
女性VTuberグループ「ホロライブ」所属のバーチャルYouTuber。ゲーム好きが多い「ホロライブ」のなかでも優れたゲームの腕を持つ。バーチャル上で人とアイデアに翼をさずけていくレッドブル・バーチャル・アンバサダーとしても活躍中。
📝獅白ぼたんの連載コラムはこちら!
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(※構成・執筆・編集/ローリング内沢)
(※タイトルバナーデザイン/広岡 毅)
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