Gaming
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スパイクとは
『VALORANT』では各ラウンドのスタート時にアタッカー側にスパイクと呼ばれるアイテムがスポーンする。ひとりのアタッカーがこれを持ち運ぶが、任意のタイミングで落としたり、他のプレイヤーに渡したりもできる。また、スパイクを運んでいるプレイヤーがキルされると自動的に落ちるようになっている。
『VALORANT』のいくつかのモード(アンレート / コンペティティブ / スイフトプレイ / スパイクラッシュ)ではこのスパイクが勝利条件のひとつになる。
まず、アタッカー側がスパイクを設置して45秒間守り抜けば、スパイクが起動して広範囲にいる全員をキルし、アタッカー側の勝利が確定する。一方で、アタッカー側がラウンドの制限時間内にスパイクを設置できなければ、ディフェンダー側の勝利になる。ディフェンダー側がスパイクを解除した場合も、その時点で生存しているアタッカー側の人数を問わずディフェンダー側の勝利になる。
スパイクを拾うためには地面に置かれているスパイクの上を通過するだけで良い。ラウンド開始時、あるいはプレイヤーがキルされた / 任意で落としたを問わず、このアクションでOKだ。
スパイクを落とすためにはスパイクを選択する必要がある。2通りのやり方があり、マウスホイールを使用するかデフォルトのキーバインドで4を押せば選択できる。選択したあとGを押せばスパイクを落とせる。範囲内にいるチームメイトをエイムすれば、武器と同じようにそのチームメイトのインベントリに自動的にスパイクが入る。
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スパイクの設置
スパイクを設置(プラント)できるエリアはマップごとに規定されており、それらはAサイト・Bサイト・Cサイトと名付けられている。サイトに到着すると、スパイクを設置できるエリアが線で囲まれていることが確認できる。
各マップにはスパイクが設置できるサイトが複数用意されているため、アタッカー側はひとつのサイトに全員で向かうのか、分散して複数のサイトへ向かうのかについてチームで戦略を立てる必要がある。そしてもちろん、ディフェンダーも同じように考える必要がある。
サイト内に入ったらスパイクを設置する。設置可能なエリアにいると画面上にスパイク設置のメニューが表示され、該当キーを長押しするように指示される。スパイクの設置には4秒かかる。設置に成功したプレイヤーにはアルティメットアビリティを解除するために必要なウルトポイントが1ポイント付与される。
また、スパイクを設置すると次のラウンドで使用できる300クレジットがチームに与えられるので、敵全員をキルしてラウンドを制したときもスパイクを設置してクレジットを稼ぐべきだ。
プレイを重ねていくと「デフォルトプラント(Default Plant)」という言葉を聞く回数が増えていくが、この意味を理解しておく必要がある。これはスパイクがよく設置される場所を指す。設置される回数が多いのは以下の理由だ:
- 安全に設置できる
- 設置後の防衛が簡単
- スパイクを防衛しているプレイヤーたちが簡単にラインナップ(遠距離からスキルを使用)できる
以下に “デフォルトプラント” の例をいくつか紹介しよう。上の画像は【パール】のAサイトで、下の画像は【バインド】のBサイトになる。
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スパイクの解除
デフォルトのキーバインドでのスパイク解除は設置と同じく4を使用する。スパイクの解除には7秒必要だが、途中にチェックポイントが用意されている。3.5秒経過するとチェックポイントを通過したことになる(ハーフ解除)。
ハーフまで解除したあとは、チームメイトが解除を引き継ぐことができる。解除をハーフで止める主な理由は以下の3つだ:
- アタッカー側が残っている
- チームメイトにウルトポイントを取らせたい
- スパイクに向けて敵がアビリティを発動したため、逃げる必要がある
また、プレイヤーたちがスパイク解除をフェイクするときもある。スパイクの解除を一瞬で中止するこのプレイは “フェイク解除” と呼ばれており、スパイク解除の開始音を出すことで敵をおびき出す・敵の位置を確認することが目的だ。
スパイク解除を防ぐために飛び出す敵やアビリティを発動する敵の位置を把握できるこのプレイには心理戦的要素が含まれている。プレイを続けていけば、解除を継続すべきか、フェイクすべきかを正しく判断できるようになる。
スパイクが完全に解除されれば、解除したプレイヤーにウルトポイントが1ポイント付与されるので、アルティメットをアンロックできるまであと1ポイントのチームメイトがいるなら、スパイク解除をハーフで止めて、残りをそのチームメイトに任せてウルトポイントを獲得させよう。
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キャリーとプラントに適しているエージェント
『VALORANT』で誰がスパイクをキャリーまたはプラントすべきなのかについて公式のガイドラインは存在しないが、理想的なエージェントが数人いる。
まず、ネオン、ジェット、レイナのようなデュエリストはラウンド開始時にスパイクをキャリーするべきではない。デュエリストはサイトに突入してチームメイトたちのためにスペースを確保するロールで、サイトに最初に突入するエージェントはキルされる確率が高い。
このようなエージェントがスパイクをキャリーしていてキルされてしまえば、チームは非常に不利になり、ディフェンダー側に大きなアドバンテージを与えることになる。
スパイクのキャリーにはセージやヴァイパーのようなセンチネルやコントローラーの方が向いている。特に頻繁にピックされるのがセージだ。なぜなら、通常、彼女がサイトに突入するのは3番目で、ウルトポイントも非常に有益だからだ。
また、イニシエーターもキャリーとプラントに適しており、特にウィングマンでスパイクの設置と解除ができるゲッコーは最適なエージェントのひとりに数えられている。
チーム内にスパイクのキャリーとプラントに向いているエージェントがいない場合は、ウルトポイントが必要なエージェントかアルティメットをなるべく早く使えるようにしたいエージェントを選ぶようにしよう。
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キーバインドの変更
最後に、スパイクのキーバインドを変更するための手順を紹介しておこう。
- 画面右上の歯車アイコンをクリックする
- 設定をクリックする
- 操作から装備を選択すると、“スパイクを使用(設置/解除)” の項目が4に設定されていることが確認する
- 希望するキーに変更する
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