Super Mario Run
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Gaming

『Super Mario Run』は次の『Pokémon GO』?

任天堂が12月にリリースするゲームアプリは『Pokémon GO』を超えるのか?
Written by Tom East
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任天堂の次のモバイルゲーム、それが『Super Mario Run』だ。2016年9月のAppleの発表会に登場した宮本茂によってその存在が明らかになったこのゲームアプリは、2016年12月にApp Storeでリリースされる予定になっている。また、任天堂は Kotakuの取材に対し、Android版のリリース予定があることも認めている。
『Super Mario Run』はダウンロード及び一部プレイが無料だが、すべてを楽しむためにはある程度の金額を払う必要がある。任天堂で最も有名な “アイコン” とも呼べるマリオを一部無料でプレイできるこのゲームアプリが、現在ダウンロード数5億(!)超えを記録している『Pokémon GO』に次ぐ大ヒットになる可能性は高い。
『Super Mario Run』は見た目こそ『New スーパーマリオブラザーズ』を彷彿とさせるが、伝統的な2Dプラットフォームとは異なる。今作のマリオは自動で走り続けるため、プレイヤーはジャンプだけを操作し、スマートフォンをタップして、敵をかわしたり、コインを集めたりしながらタイムアウト前にゴールを目指す(マリオを導いていく)。タップする時間が長いほど、マリオは高くジャンプするので、これがハイスコアを狙うポイントとなる。
『Super Mario Run』にはそのような通常プレイが楽しめるモード「World Tour」の他に、「Toad Rally」と呼ばれる対戦モードも用意されており、このモードでは世界中のフレンドや他のプレイヤーを相手にハイスコアを競うことができる。スコアは集めたコインの数と、感動させたキノピオの数(マリオが素晴らしいアクションを披露するたびに登場する)で加算されていく。尚、このモードにはゴールが存在せず、マリオはタイムアウトまで走り続け、タイムアウトになるとキノピオが獲得できる。獲得したキノピオは自分のキノコ王国の住民となる。ちなみに、キノコ王国は獲得したコインによって拡大することができる。
宮本茂は今作について「『Super Mario Run』はiPhoneでパーフェクトに機能するゲームとして開発しました。『スーパーマリオ』シリーズは新しいプラットフォームの登場と共に進化してきましたが、今回初めてプレイヤーは片手だけで『スーパーマリオ』シリーズをプレイすることになります。地下鉄に乗っていたり、僕の大好きなハンバーガーを食べたりしている時間でも気楽にプレイできますよ」と説明している。
果たして『Super Mario Run』は『Pokémon GO』を超える人気を獲得するだろうか? 既に大ヒットが約束されているように思えるが、現時点では何も分からない。しかし、『Pokémon GO』のような自分の歩いた距離によって報酬がもらえるゲームとは違い、ハイスコアやキノピオを狙うにはゲーミングスキルが問われるため、純粋なゲーマーにはこちらの方が楽しめるかも知れない。