ミュージック
DJネームの付け方
今回は自分にふさわしいDJネームの付け方を探っていく。
Red Bull Thre3styleのワールドファイナル出場者のリストを見れば、武器（DJ Bazooka）や運試し（DJ Gamble、DJ Twist）、爆発（DJ Inferno）、そして自画自賛（DJ Madfingaz）まで様々なDJネームが出揃っていることが確認できるだろう。
もちろん彼らはCalvin HarrisやArminn van Buurenのような 大金を稼いでいるビッグネームなDJたちと同様に本名を使うこともできたはずだが、あなたが70歳の老人でない限り、そこには何の面白みもない。むしろ自分にピッタリな馬鹿げたDJネームや自分には荷が重いと感じるような大そうなDJネームをつけることが義務化されても良いはずだ！
以下にDJネームのカテゴリを列挙してみた。是非確認してもらいたい。
キュート系
「擬人化」は常套手段だ。何かしらかわいい動物に自分を例えておけば、いざDJをスタートした時に観客を驚かせることができる。このカテゴリではThre3styleのヘッドライナーを務めるKid Koalaが良い例だろう。 Kid KoalaことEric Sanは複数台のターンテーブルを同時に操れるテクニシャンであり、また上記の映像からも分かるようにボードヴィルも展開できる才能の持ち主なので、どのような名前をつけたところでその名前を上回る実力を持っていると言える。尚、 Deadmau5は名前としてはやや魅力に欠けるが、しっかり稼いでいるという意味では正しい選択だったと言えるだろう。 Horse Meat Discoに関してはここのカテゴリに入るのかどうか悩むところだ。
アカデミック系
DJはオタクだ。B面や使われているサンプル、そしてホワイト盤にまで至る知識はまさにトレインスポッターと言えるだろう。ならば実際にその知識の深さを示すような学術的なDJネームを付けてみるのはどうだろうか？ このカテゴリとして有名なDJとしてはJurassic 5の Cut Chemist、またはWu-Tang ClanのMathematicsが挙げられる。
Grandmaster Flash
© Sydelle Willow Smith/Red Bull Content Pool
自己アピール系
派手なDJネームはそれに見合った実力や才能を持つ人のみに許されているので、使用する場合は注意が必要だ。このカテゴリにはGrand Wizzard Theodore、 Grandmaster Flash、 DJ Premier、 Mix Master Mikeなどが入るだろう。また器用さ（Funkmaster Flex）やスクラッチ（Scratch Perverts）、スピード（DJ Quik）など自分のテクニックの一部を名前にするのも良いだろう。
ジョーク系
Twitterの @DJsComplainingが証明しているように、DJには多少リラックスが必要だ。ならばいっそDJネームからリラックスするのも悪くないだろう。自分を非難するようなジョークや単純にふざけた名前をつけて自分を面白く演出してみてはどうだろうか。このカテゴリの筆頭は 2 Many DJsだが、Vinyl RichieやDJ Shiznitのような人を食ったようなDJネームも十分効果的だ。
Skrillex
© Robert Snow/Red Bull Content Pool
ミステリアス系
フリー系
これは「何でもあり」のカテゴリのため、母音や子音を自由に組み合わせたり、複数の名前を組み合わせたり、言葉をランダムに並べ替えたりと、このカテゴリはルールがない。Dillon FrancisやFlosstradamus、そしてDillstradamusなどが挙げられる他、学生時代のニックネームを使った Skrillexなどもこのカテゴリに入る。
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