Red Bull Rampage
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MTB
崖を下る!? 世界最恐のMTB大会が今年も開催!(✅ライブ配信あり)
歩くことすらも困難な崖道を、己の身と自転車だけで駆け抜けるMTBフリーライド世界最高峰のイベント、Red Bull Rampage。10月13日に開催される2023大会に備えて、その魅力をポイントごとでお伝えしたい。
Written by Daiki Shiroma
読み終わるまで:5分Updated on
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Red Bull Rampageの魅力とは?

20分Red Bull Rampage 2019:ハイライト世界最恐MTBフリーライドイベントのハイライトをチェック!
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  • 👆Red Bull Rampage 2019:ハイライト映像
Red Bull Rampageの存在を初めて知った方はまず、上の動画(Red Bull Rampage 2019:ハイライト映像)を観ていただきたい。
概要を簡単に説明すると、日本ではまず目にすることができないような、
広大な峡谷《=ザイオン国立公園》を舞台に、MTBで猛スピードで駆け下りるエクストリームスポーツだ!
Red Bull Rampageの闘いが始まるのは開催日の8日前からで、常識破りすぎるそのコースを作るのはナント、選手本人たち。
専門的な重機を使うことは一切許されず “手作業” という限られた条件の中、各ライダーは2人のトレイルビルダーと共にイベント開催地に前乗りし、4日間かけてコースをメイクする。
世界最恐のMTBフリーライドイベント Red Bull Rampage
世界最恐のMTBフリーライドイベント Red Bull Rampage© Christian Pondella/Red Bull Content Pool
その後選手たちは、残りの4日間でそのコースを練習してからそのまま本番へ挑むという、
“完全DIYスタイル”が特徴だ!
レースによっては当日まで誰も制覇できないような、クレイジーすぎる手作りのコースの行方も本競技の見どころのひとつ。アスリートたちは頑丈なヘルメットやプロテクターをしっかりと装備するが、それでも “そんなの意味あるの?” ってくらいにハードなクラッシュが繰り広げられるような危険すぎる大会なので、一定条件をクリアした一流アスリートしか参加が許されないまさに究極のスポーツと言える。
世界最恐のMTBフリーライドイベント Red Bull Rampage
世界最恐のMTBフリーライドイベント Red Bull Rampage© Peter Morning/Red Bull Content Pool
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大会をより楽しむための4つのポイント

◆ Point 1  《競技を知らなくても楽しめる強烈すぎるクラッシュ!》

“道無き道” という言葉が相応しいほど危険な地形でスキルを競い合う本競技の
最大の見どころは、強烈すぎるクラッシュ。
まるで超能力を得た超人かのようにMTBで山道を駆け抜ける中で起こるクラッシュは、目を背けたくなるほどの破壊力があり、競技のルールなどを知らない初心者でも楽しむことができる。
さらに開催日当日はRed Bull Rampageの模様がライブ配信され、画面内にてリアルタイムで繰り広げられる予測不能でドキドキ&ハラハラな展開を現地観戦さながらに体感可能。WEB上にアーカイブされている映像でその魅力にハマったなら、10月13日(アメリカ時間)のライブ配信を見ることを奨励したい。
  • 👆Red Bull Rampage Top 5 Crashes

◆ Point 2  《アスリート目線のPOV動画でスリルを疑似体験》

上で説明したRed Bull Rampageを客観的な視点で鑑賞できるイベントレポート映像も最高だが、
アスリート目線で楽しめるPOV動画も面白い!
まるでCGやワイヤーを使ったアクション映画のような、いやそれをはるかに上回るほどのフリーライドの臨場感で、普段味わうことのできないようなスリルを疑似体験することが可能。
着地点が見えないほどの高い崖から飛び降りたり、半端じゃないスピードでクラッシュしたり、ある一定の条件を満たした、ごく限られた真のアスリートしか垣間見ることのできないエクスクルーシブすぎるPOV動画で、日常を超えた刺激的な感動を体感してほしい!
  • 👆Red Bull Rampage POV動画

◆ Point 3  《広大かつ荒々しい大自然で競う唯一無二の会場風景》

これまで紹介してきたRed Bull Rampageのエクストリームスポーツならではの刺激が、本競技におけるベースとなる見どころだが、そこから一歩目線をそらしてみると見えてくるのは、広大で荒々しい大自然が作り出したど迫力の会場風景。
毎年決まって会場は、数百年もの年月をかけて侵食された特殊な巨岩群と峡谷が特徴的な、アメリカ・ユタ州に位置する“聖なる丘”を意味するザイオン国立公園内に設営。
世界最恐のMTBフリーライドイベント Red Bull Rampage
世界最恐のMTBフリーライドイベント Red Bull Rampage© Peter Morning/Red Bull Content Pool
大自然を駆使して選手たち自身でコースを作るこの競技において、自然との対話は必要不可欠なモノであるからこそ、毎回会場風景にも注目は必須。エクスクルーシブな大自然とエクストリームスポーツが融合する、まさに唯一無二の組み合わせが他にはないRed Bull Rampageのポイントなのだ。

◆ Point 4  《個性と挑戦心に満ち溢れたライダーたち》

Red Bull Rampageを彩る主役として欠かせない存在が世界各地から集まってきた恐れ知らずのライダーたち。今回は18人もの猛者が大自然を舞台にオーディエンスの心に焼きつくライディングを見せてくれる。
Red Bull Rampage 2014に出場したライダーたち
Red Bull Rampage 2014に出場したライダーたち© Dean Treml/Red Bull Content Pool
22周年を迎える本大会だが、最古参の選手だとなんと2004年から参加し続けているライダーもいる。それだけ選手からもファンからも愛されているイベントではあるが、同時に選手生命を脅かしかねないクラッシュという危険とも隣り合わせだ。
それでも彼らがRed Bull Rampageに出場することにこだわり続ける理由はどこにあるのだろうか!? 一人ひとりがもつ背景を知った上で、映像を見届けることがその答えを理解するための最大のカギだ。
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《豆知識💡》

2001年に初開催されたRed Bull Rampageは、そのクレイジーさのあまり何度か中止となったことも。そんな過激すぎるビッグイベントではあるが、日本ではこの競技自体が意外と浸透していないのもまた事実。しかし、MTBの大会では破格の額とも言える賞金が出ると言われている(?)メガコンテストなのだ。
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📢 ライブ配信&見逃し配信はこちら!

Red Bull Rampage
Red Bull Rampage© Paris Gore / Red Bull Content Pool
Red Bull Rampage 2023の視聴は【こちら
◆Information
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