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『カウンターストライク2』(以下『CS2』)は初心者にはビッグチャレンジになる。武器の扱い方からユーティリティの使用方法、マップの覚え方まで、『CS2』は戦術面が非常に奥深いゲームのため、新規プレイヤーはステップ・バイ・ステップで慣れていかなければならないからだ。
他のタイトルと同じで、『CS2』の大部分も経験を積んでいくことがすべてだ。しかし、このタイトルのスタートを不必要に難しくしてしまう “初心者が犯す典型的なミス” がいくつか存在する。以下に紹介するミスを早めに修正して、誰よりも速く『CS2』をマスターできるようにしよう。
01
ミス1:マウス感度とクロスヘアの位置が間違っている
『CS2』では精度が重要で、高難度な銃撃戦では優れたエイムとマウス操作が不可欠だ。そのためにはマウスの感度を下げて、遠距離の射撃精度を高める必要がある。デスマッチサーバーで数回練習して自分に最適な感度を見つけるのはグッドアイディアだ。また、多くのプレイヤーがs1mpleやZywOoのようなワールドクラスプレイヤーの設定を参考にしている。
クロスヘアを置く位置もエイム向上に役立つ。以下のアドバイスを参考にしよう。①ダッシュ中に地面を見ない ②敵が出てくる位置を予測する ③クロスヘアを敵がピークする位置に置く。操作が少なければ少ないほど精度が高まり、ヒットできる確率が高まる。
02
ミス2:音に無頓着
音を立てれば負けが近づく。『CS2』で音を立ててしまえば、敵に自分の位置を知られてしまう。そこで、不必要に音を立てないようにしよう。左SHIFTで時間を意識しながら歩くようにしよう。また、ミニマップで足音が聞こえる範囲が確認するようにしよう。
プレイ中の音がよく聞こえるように環境を整えておくことも大事だ。音楽やバックグラウンドで動作中のソフトウェアをオフにして、プレイの邪魔になる音が出ないようにしよう。また、プレイ中の音を分けるためにはスピーカーよりもヘッドセットがベターだ。
03
ミス3:プレイが積極的・消極的すぎる
頑張り過ぎてしまうビギナーは多い。『CS2』は我慢が問われるゲームなので、待ち続けたり賢く立ち回ったりすることが好結果に繋がるときが多い。そこで、敵がローテートするタイミングなどを狙ってプッシュするようにしたい。また、積極的なプレイを続けていれば、敵に先読みされてしまう。
逆もまた然りだ。消極的なプレイで受け身に回ってしまえば、プッシュのタイミングを逃してしまう。また、チームメイトを助けるタイミングが遅くなれば、チームに迷惑をかけてしまうだろう。正しいタイミングで勇敢にプッシュして奇襲を仕掛けよう。
04
ミス4:マネーとチームを管理できていない
『CS2』のマネーシステムに戸惑いを覚えてしまうビギナーは少なくない。どこで何を購入すれば良いのだろうか? 購入を避けてドルを貯めるタイミングはいつなのだろうか? 最も重要なルールは「常に使い切らない」だ。『CS2』では、“エコラウンド” が非常に重要な戦術になる。ドルを使わずに1ラウンドを終えれば、次のラウンドでフル装備が狙えるからだ。
このためにはチームの意識が統一されている必要がある。ラウンドを取るためには購入フェーズで何をするかについての意思統一が不可欠だ。 “バイラウンド” と “エコラウンド” をいつにするかを話し合い、チームとしてまとまって行動していく必要がある。会話でコミュニケーションを取っていない場合は、スコアボードに表示されるチームメイトの所有ドルを参考にしよう。
05
ミス5:ラン&ガンを狙う
新規プレイヤーは手痛く学ぶことになるが、『CS2』のガンファイトは難しい。この世界的に有名なFPSで最初にAKを手にしたプレイヤーはその扱いの難しさに戸惑いを覚えるだろう。アサルトライフルを手にしたときの鉄則は、「立ち止まって撃つ」だ。
走りながら攻撃する、いわゆる “ラン&ガン” は多くのFPSプレイヤーの戦術のひとつに含まれているが、『CS2』では一部のSMGとピストルでのみ採用するべき戦術だ。特にアサルトライフルは優秀なエイムだけではなく高精度な操作も必要になる。最初にデスマッチサーバーで練習して、様々な武器の扱い方とカウンターストレイフの基本を学んでおこう。
06
ミス6:爆弾解除キットを買わない
「爆弾解除キットを買え」は『カウンターストライク』シーンで古くから言われている基本ルールのひとつだが、今もその効力は失われていない。『CS2』で爆弾解除キットを購入すれば、解除時間を5秒短縮できる。CT側なら、ドルを十分に所有しているときは必ず買うようにしよう。「爆弾解除キットを買わなかったのでラウンドを落としてしまった」は簡単に回避できるミスのひとつだ。
爆弾解除キットは、バイラウンド、つまりドルに余裕があり、武器をしっかり購入できるラウンドでは必ず購入しておきたい。チーム全員とはいかずとも、ひとりには爆弾解除キットを持たせて、その位置を常に確認するようにしよう。また、優秀なチームメイトを目指すなら、チーム全員の装備を確認して、持っていないプレイヤーを指摘するようにしよう。
07
ミス7:コールアウトを覚えない
『CS2』ではコミュニケーションが不可欠で、最も重要な連絡事項のひとつが、敵の位置情報だ。そのために各マップの特定の位置に特定の名称が付けられているのだが、最初は困惑してしまう可能性が高い。そこで、まずはそれらの名称を覚えるところから始めよう。
ビギナーならマップをプレイする前にインターネットでコールアウトを検索するのが良いだろう。すべてのマップは特定のコールアウトを持つエリアで構成されている。「CTスポーン / CT Spawn」や「Aロング / A Long」などは分かりやすいが、マップ【Mirage】の「ジャングル / Jungle」や「アンダーパス / Underpass」などは、ビギナーならどこを指しているのか分からない可能性が高い。
しかも厄介なことに、エリアとの関連性がないコールアウトも存在する。マップの最初のバージョンで付けられたコールアウトがそのまま残っているケースが少なくないからだ。たとえば、マップ【Inferno】の「バナナ / Banana」の北側は、以前は車が置かれていたことから今も「カー / Car」と呼ばれている。
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