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『フォートナイト』は新モード『バリスティック』と完全に新しい世界へ飛び込む。このゲームモードは、クラシックなシューティングと建築が楽しめる『バトルロイヤル』との関連性はゼロだが、同レベルの競技性が維持されている。こちらのモードも指先に自信ありのプレイヤーが報われるのだ。
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『バリスティック』とは?
このモードの1マッチは数分しか続かない。まず、アタッカー5人とディフェンダー5人がスポーンする。アタッカーの目標は《裂け目ポイント装置》をマップの特定の位置に設置することで、ディフェンダーの目標はそれを阻止することだ。6ラウンド終了後に攻守が入れ替わり、7ラウンド先取したチームがマッチを制する。
ラウンド勝利条件:
- 敵全員をキルする(両チーム)
- 《裂け目ポイントデバイス》を設置・起動させる(アタッカー)
- 《裂け目ポイントデバイス》を解除する(ディフェンダー)
- 時間切れ(ディフェンダー)
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『バトルロイヤル』との違い
『バリスティック』は完全一人称視点でプレイする。なぜなら、このモードは純粋なFPSだからだ。『バトルロイヤル』とは異なり、自分のキャラクターを客観視することはできない。例外はエモートで、このときはカメラが三人称視点に切り替わる。もちろん、『バリスティック』でも自分のエモートとスキンのコレクションをアピールできるようになっている。
また、マップに建物と採掘は存在せず、“見たまま” だ。のちにツルハシが近接武器として登場する可能性は十分にあり、当然ながらこのモードに上手くフィットするはずだが、現時点(早期アクセス版)では収録されていない。
回復アイテムもなく、ダウン状態や蘇生も存在しない。残り1HPで銃撃戦を生き残れても、HPを回復させる手段は存在しない。キルされたプレイヤーはラウンド終了まで観戦モードに切り替わる。もちろん、この仕様はこのモードのリスクと戦略に影響を与える。
他のタクティカルシューターよりもラン&ガンのリスクが低い
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他のタクティカルシューターとの違い
『バリスティック』は『カウンターストライク』シリーズに『コール オブ デューティ』の動き、そして『VALORANT』の要素をほんの少しだけ加えたものと言えるだろう。ボックスやレッジ、プラットフォームの上に乗ることができる。
バトルは短期決戦で、移動しながらのショットは精度が下がるが、他のタクティカルシューターよりもラン&ガンのリスクが低い。また、フレンドリーファイア(同士討ち)がないので、チームメイトを気にせず射撃できる。
ラウンド開始前に購入フェーズがあり、ここで武器と装備を購入できる。ゲームパフォーマンスが良いほど次の購入フェーズで使えるクレジットが増える。つまり、後半に向けてより強い武器と装備を揃えて、勝率を高めていくことが可能になる。
クレジット獲得方法:
- ラウンド勝利:3,300CR
- ラウンド敗退:2,500CR
- 自分は生き残ったがラウンドは敗退:1,000CR
- プロキル:200CR
- 《裂け目ポイントデバイス》を設置:500CR
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武器とアイテム
両チームは同じアイテムと武器を使用できる。また、クレジットが足りている限り、好きなものを購入できる。しかし、間違った武器を購入しても返却できないので、そのラウンドはその武器で戦うしかない。どの武器も弾数は無制限だ。『バトルロイヤル』ファンにとって新鮮なのは、複数の武器を持ち運べないことだろう。
武器・アイテム:
- フレンジーオートショットガン
- ハンマーポンプショットガン
- サンダーバーストサブマシンガン
- ハイパーサブマシンガン
- ネメシスアサルトライフル
- エンフォーサーアサルトライフル
- リーパースナイパーライフル
- ストライカーアサルトライフル
- ハンドキャノン
- インスタントシールド
- フラッシュバン
- スモークグレネード
- フレックスガジェット
『バリスティック』はまだ早期アクセス版で、開発チームは武器が追加されることを明らかにしている。現時点で驚きなのは、ハンドガンが1種類しか存在しないことだ。そのハンドキャノンはスコープ付きで、SMGやショットガン、ライフルと同じ扱いだ。
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フレックスガジェット
先ほど、“『VALORANT』の要素をほんの少しだけ加えた” と表記したが、それが《フレックスガジェット》だ。『バリスティック』では、ラウンド開始前に全プレイヤーが『VALORANT』で見たようなアビリティ付きのデバイスを選択できる。
たとえば、《バブルシールド》は短時間自分を守るバリアを展開できる。これを活用すれば、長距離戦の安全性を高めたり、隠れながら設置サイトを攻撃したりできるようになる。尚、《フレックスガジェット》はマッチが終わるまで変更できない。
フレックスガジェットは5種類:
- 地雷:敵が近づくと爆発する
- バブルシールド:投擲物やグレネードを跳ね返すバリアを展開
- リコングレネード:着地点付近の敵をマーキング。壁の裏にいる敵も対象。チーム全員に通知される
- フラググレネード:クラシックなグレネード
- インパルスグレネード:爆発範囲内にいる味方を含めたすべてのプレイヤーを吹き飛ばす
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マップとモード
《SKYLINE 10》が現時点で唯一の『バリスティック』のマップで、『カウンターストライク』の《Vertigo》と『VALORANT』の《Split》のようなアジアテイストを組み合わせたようなデザインになっている。
近未来が舞台に設定されており、FPSに慣れているプレイヤーならすぐに覚えられるポジションが用意されている。高低差もあり、すべての武器に活躍できるチャンスがある。とはいえ、SMGとARが最も使い勝手が良いだろう。マップは今後追加される予定だ。
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