2015年末、ついに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開された。クリスマスや正月に映画館でコスプレイヤーに囲まれながらお馴染みのキャラクターたちが活躍する姿を鑑賞したという人も多いだろう。
この映画で驚きの存在だったのが(以下ネタバレ注意)、新しいデス・スターと言えるスターキラー・ベースだった。半径900kmの帝国軍のバトル・ステーションは過去のデス・スターを大幅に上回るサイズだ。今回は『スター・ウォーズ』シリーズの他の代表的なスペースシップのサイズを紹介する。
TIEファイター
全長:6m
TIEファイターは銀河内乱のほぼ全体で使用された帝国軍の標準宇宙戦闘機だった。宇宙最速と言われており、大気中の最高速度は1200km/hを誇る。最大2名まで搭乗可能。
Xウィング
全長:12m
T-65 Xウィングはスピードと機動性、偏向シールドを備えたバランス重視の機体で、反乱同盟軍の主力戦闘機として使用されている。スピードこそTIEファイターに劣るが、連続航行時間(1週間)と積載重量はTIEファイターを上回る。パイロット1名とアストロメク・ドロイド1体のコンビで搭乗する。
ミレニアム・ファルコン
全長:34m
ハン・ソロとチューバッカが操縦するミレニアム・ファルコンは、ルックスこそボロボロの軽貨物船だが、宇宙最速レベルを誇るスピードをはじめ、武器やシールドにも数々の改造が施されている。積載重量は100tで、6名まで搭乗可能。
インペリアルI級スター・デストロイヤー
全長:1600m
高火力とそのサイズで他を圧倒する帝国軍の戦艦。ターボレーザー、イオンキャノン、トラクタービームが装備されているこの戦艦にはTIEファイター72機と数万人の兵士が収容可能。
ルクレハルク級ドロイド司令船
全長:3170m
ドロイド司令船はバトル・ドロイド軍の指揮/調整に使用された。一般的なルクレハルク級バトルシップにルックスが似ているが、ヴァルチャー・ドロイド1500体を収容している。アナキン・スカイウォーカーが破壊してナブー軍に勝利をもたらした。
エグゼキューター
全長:19000m
のちにエグゼキューター級スター・ドレッドノートとして量産されたエグゼキューターの最初の1隻であるエグゼキューターは、ダース・ベイダーの旗艦として運用された。帝国軍史上最大のサイズとパワーを誇り、ターボレーザー及びイオンキャノンを5000基以上も備えるこの戦艦は惑星の一部を数時間で破壊できる。5万人以上の兵士を収容可能。
デス・スター
直径:160km
オビ=ワン・ケノービに「あれは月じゃない… 宇宙基地だ」と言わしめたデス・スターは、月に匹敵する大きさを誇る帝国軍のバトル・ステーションだった。スーパーレーザーを装備しており、その攻撃力は惑星ひとつを瞬時に破壊する。初代デス・スターは26万5675名の乗員、5万2276名の砲手、60万7360名の兵士、3万984名のストームトルーパー、4万2782名の宇宙船支援スタッフ、18万216名のパイロットと作業員を収容していた。
ペンシルバニア州のリーハイ大学の学生が初代デス・スターの総工費は8100兆ドル(約97京2000兆円)になると計算した。これは世界全体のGDPの1万3000倍に相当する。しかも、完成までには50億年がかかるため、その頃には太陽が白色矮星に変わっているはずだ。