Gaming
2022年9月、『スプラトゥーン』シリーズにいくつかのイノベーションを加えた最新作『スプラトゥーン3』がNintendo Switchでリリースされた。
インクを塗りまくるナワバリバトルに初めて挑戦するプレイヤーや自分のプレイをもう少し向上させたいと思っているプレイヤーのために、ビギナーレベルのヒントとアドバイスをいくつかまとめてみた。
01
ヒーローモードで慣れる
他のプレイヤーたちとのナワバリバトルに挑む前に、『スプラトゥーン3』のひとり用オフラインモードをプレイして最低でもいくつかのミッションをクリアしておこう。このモードはチュートリアルとして機能するため、基本操作や新しいブキなどについて学ぶことができる。
また、ヒーローモードはユーモアに溢れており、エキサイティングなボス戦も用意されている。操作に慣れてアクションのレパートリーを増やしつつ、ブキに詳しくなりたいならこのモードから始めるのがベストだ。
グラフィティアーティストが南アフリカの住宅群をペイントして、母国にアートを届ける様子を追うRed Bull TVのドキュメンタリー『One Upon A Town -グラフィティ in アフリカ-』をチェック!
28分
Once Upon A Town ー グラフィティ in アフリカ ー
象に鳥にパンダ!多種多様な動物たちがアフリカの街を彩る。トップグラフィティアーティストFalco Oneが母国南アフリカを巡って住宅群をペイントし、最も必要としている人たちへアートを届ける様子を追う。
02
自分に合った対戦とルールを探す
『スプラトゥーン3』にはマルチプレイヤーモードが複数収録されている。自分に合うモードがあれば、合わないモードもあるだろう。
レギュラーマッチの《ナワバリバトル》は、同じチームのプレイヤーと協力して相手チームよりもより広いエリアを塗って勝利を得ることが目的だ。このような対戦より目標をクリアする方が好みなら、《バンカラマッチ》に挑戦しよう。
《バンカラマッチ》には、特定のエリアを確保する “ガチエリア” や相手陣内までヤグラを運び込む “ガチヤグラ” 、アサリを相手ゴールに投げ込むバスケットボールのような対戦が楽しめる “ガチアサリ” などのルールが用意されている。
03
とにかく地面を塗る
《ナワバリバトル》は最も人気が高く、最もプレイヤー数が多いモードだ。4人対4人のチーム対戦で、より広い面積を塗ったチームが勝利する。
ポイントは “地面” だ。《ナワバリバトル》でカウントされるのは “地面” だけで、“壁” を塗ってもカウントされない。段差を速やかに移動するために壁や障害物を塗る必要も出てくるが、これらは最終スコアには関係ないので注意が必要だ。
初心者が特に意識しておきたいことは「スタート地点周辺を塗り忘れない」だ。スタート地点周辺は相手に攻撃・侵入される確率が最も低いので、確実に塗りつぶしておこう。
04
操作を変更・調整する
前作までと同様、『スプラトゥーン3』にも様々な操作方法が用意されている。たとえば、ジャイロのオンオフを切り替えれば、クラシックなエイムができるようになる。
最初はジャイロのオンオフやジャイロの感度を調整しながらプレイして、自分に合った設定を見つけていこう。操作方法は、メニュー画面の “オプション” から変更・調整できる。トップレベルのプレイヤーの多くはジャイロ操作を得意としているが、自分に合っているかどうかは分からないので、プレイしながら見極めていこう。
05
チームワークを重視する
『スプラトゥーン3』のすべてのマルチプレイヤーモードにはひとつの共通点がある。それは “チームでプレイする” だ。《ヒーローモード》以外のモードでは、チームメイトたちと協力して攻撃したり、守ったりすることが重要になる。
マルチプレイヤーモードの成功のカギは “チームプレイ” が握っている。ボイスチャットや方向キーを使ってコミュニケーションを積極的に取るようにしよう。
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1 時間21 分
Against the Odds -大逆転物語-
2018年、ビデオゲーム『Dota 2』のプロチームOGは最悪の状態だった。遺恨を残す形で主力が移籍し、シーン最大のトーナメントTI8の予選免除も逃していた。esports史上最高賞金総額を毎年更新しているビッグトーナメントに、傷だらけのまま挑んで栄光を掴んだ彼らのミラクルを追う。(日本語字幕)
06
スペシャルウェポンを活用する
『スプラトゥーン3』にもシリーズお馴染みの “スペシャルウェポン” が用意されている。今作には15種類が収録されており、どれも戦局を大きく変えることができる。
「専用ゲージが溜まったら効果的に使用する」が “スペシャルウェポン” の基本的な運用方針で、使用するタイミングを待ち続けるのはNGだ。ゲージはすぐに溜まるので、溜まったらすぐに使用するようにしよう。
たとえば、【サメライド】なら、インクの力で進むサメ型フロートで敵側のエリアに突撃したあと爆発で塗ることができる。また、【カニタンク】も強力だ。
【キューインキ】も便利で、敵のインクを吸収して貯め込み、メーターが溜まるか一定時間が経過すると大きな面積を塗れるインク弾を発射できる。サポートタイプのプレイヤーには有用だろう。
07
マップを理解する
『スプラトゥーン3』には全12マップが収録されており、様々な高低差や複数のショートカットが用意されている。そのため、すべてのマップのすべてのルートを記憶することが重要になる。
インクで壁を塗っておけば潜ったまま高いエリアまで移動できることを覚えておこう。また、壁を塗ることで新しいルートが生まれて敵に奇襲を仕掛けられるようになるときもある。
08
インクタンクを補充する
『スプラトゥーン』シリーズのインクは弾薬だ。つまり、「インクタンクが空」は「丸腰」を意味する。というわけで、撃ち合っていないときは常にインクタンクを補充するようにしよう。自チームの色で塗られている地面を潜って移動(センプク)すればインクを自動で補充できる。
成功のカギになるのは、上手く「センプクする・しない」のリズムを作ることだ。これができるようになれば、インクを補充しながら攻撃できるようになる。
センプク中は移動スピードが高まり、さらには高地へも移動できるようになるが、『スプラトゥーン3』ではさらなるアクションが追加されており、進行方向の逆に飛び出す “イカロール” や壁にセンプクしてから溜めて上へ飛び出す “イカノボリ” などができるようになった。
09
ギアでカスタマイズする
『スプラトゥーン』シリーズでは衣装(ギア)を購入・装着することで効果を追加することができる。ギアごとに移動スピードやインク回復量の増加など、様々な効果が付与されている。
最初は自分のプレイスタイルに合った効果を備えているギアを集めていきたいが、ある程度上達したら、ギアの効果よりもスタイリッシュなコーディネートを優先してみるのも良いだろう。
10
ワイパーを試す
【ワイパー】は『スプラトゥーン3』で新たに追加されたブキのひとつだが、これをただの近接系ブキとして捉えるのは間違っている。なぜなら、見た目よりも攻撃範囲がはるかに広いからだ。
溜めれば “タメ斬り” が使用可能になり、【ローラー】と同程度の距離までインクを飛ばせるようになる。これを近接攻撃と組み合わせれば、ほぼすべてのシナリオに対応できる。
【ワイパー】は他のブキほど精度が問われないので、『スプラトゥーン3』初心者に最適なブキと言える。トライしてみよう。
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