SNES Classic Mini - Beste SNES-Spiele aller Zeiten
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ゲーム

海外でも人気のスーパーファミコン名作・良作 おすすめ14選

世界中が熱狂したスーパーファミコン時代に生み出されたクラシックタイトルの中からベスト・オブ・ベストをピックアップ!
Written by Michael Miskulin / Matthias Regge
読み終わるまで:9分Updated on
スーパーファミコンの名作群がNintendo Switch Onlineでプレイできるようになって以来、任天堂新旧ファンはそれらの再訪・再発見を楽しんでいる。ビデオゲーム史の黄金時代のひとつに数えられるこの時代に生まれたクラシックタイトルたちは名作中の名作として今もその魅力を失っていない。
そこで今回は海外ファンの間でも人気が高いスーパーファミコンタイトルをいくつか紹介することにする。本記事を読み終えれば、クローゼットの奥に眠っている本体とカートリッジを引っ張り出したり、中古ショップを巡って買い直したりしたあと、友人たちとノスタルジックな旅に出たくなるだろう。では、良い旅を!
01

『スーパーマリオワールド』

スーパーファミコンのローンチタイトルであると同時にこのコンソール時代の最高傑作のひとつでもあるのが、『スーパーマリオワールド』だった。96種類のゴール方法や隠しコース、ショートカットなどが盛り込まれていたこの傑作はその後のプラットフォーマーの礎となった。
カラフルで大きく描かれていたピクセルアートはスーパーファミコン本体のポテンシャルを示しており、私たちはスターロードを目指して何時間もプレイを重ねることになった。今や不動のレギュラーとして知られるヨッシーのデビュー作だったことも含めて、『スーパーマリオワールド』は様々な意味でエポックメイキングだった。
レッドブル・プレイヤーDavid "GrandPOObear" Huntが『Celeste』と『スーパーマリオ』を組み合わせたハックロム『Celeste.smc』に挑んだ動画をチェック!
02

『ロックマンX』

当然ながら、カプコンの人気シリーズ『ロックマン』もスーパーファミコンで展開されたが、この時代にはスピンオフの『ロックマンX』シリーズも展開された。
このシリーズの主人公ロックマンXはロックマンと移動やアクションが異なっており、プレイを進めるにつれて壁蹴りやダッシュなどの特殊アクションを取得できるようになっている。また、過去作と比べるとゲームプレイが大幅に高速化されているが、これは画面のスクロールが切り替わり式ではなくなったことも寄与している。
03

『スーパーストリートファイターII ザ ニューチャレンジャーズ』

『スーパーストリートファイターII』はスーファミ時代を通じて数作リリースされているが、その中のベストがニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンにも収録されているこの作品だ。新キャラクター4人が参戦し、新モードも追加されているこの作品は多くのプレイヤーを虜にした。

49分

Street Fighting -ストリートファイティング-

世界最強の格闘ゲームプレイヤーたちが集結する、Red Bull Kumite。『ストリートファイターV』のプレイヤー、Xiao Hai、Daigo、Gamerbee、Tokido、Luffyらが決死の覚悟で大会に備える。

トルコ語 +6

04

『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』

『スーパードンキーコング』がリリースされたとき、私たちはその美しいグラフィックスにKOされた。しかし、3Dモデルを2Dで表現していたグラフィックスだけがこのクラシックの特長ではなかった。プラットフォーマーとしてのユニークなリズムとエナジーも、このゲームを特別な存在にしていた。
しかし、特別だったのは『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』がリリースされるまでの1年だけだった。この2作目はグラフィックスが大幅に向上しており、レベルは複雑で、ボス戦は興味深く、コレクティブルも増えていた。
開発元レアによる美しくて滑らかなグラフィックスが魅力のひとつ

開発元レアによる美しくて滑らかなグラフィックスが魅力のひとつ

© Nintendo

残念なことに『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』はニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンに収録されなかったため、オリジナルのカセットかNintendo Switchでプレイするしかない。
05

『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』

“3D” がプレイヤーたちの間に浸透していった中でも、任天堂は『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で丁寧な手描き2Dに拘った。その拘りはスーパーファミコン時代最高レベルのグラフィックスを生み出し、搭載されていたスーパーFXチップの性能に多くのプレイヤーが驚かされた。
“赤ちゃん” マリオがやや厄介とはいえ、『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』はスーパーファミコンのあらゆる名作ランキングに入るべきクラシックだ。
06

『天地創造』

スーパーファミコン時代のアクションRPG大作群のひとつに含まれるのが『天地創造』だが、NINTENDO64のリリースが間近に控えていた時期のリリースだったため、この作品はスーパーファミコン時代最後期作品のひとつにも含まれている。
日本とヨーロッパではリリースされたものの、北米ではリリースされなかったため、現在、後者のゲーミングファンの間では高い人気を誇っている。尚、『ソウルブレイダー』『ガイア幻想記』と合わせて3部作として扱われるときもある。
北米ではリリースされなかった『天地創造』

北米ではリリースされなかった『天地創造』

© Square Enix

しかし、『天地創造』が不朽の名作として扱われている理由は、美しいグラフィックス天地創造をテーマにした奥深くて哲学的なストーリーで、美しいエンドクレジット中に涙するプレイヤーも多かった。ハリウッド映画を彷彿とさせるサウンドトラックも秀逸だ。
07

『聖剣伝説2』

『聖剣伝説2』は、マルチタップを使用すれば友人を2人集めて3人同時プレイが楽しめるアクションJRPGだった。
『聖剣伝説2』はスクウェア(現スクウェア・エニックス)版『ゼルダの伝説』風アクションアドベンチャーと言える作品で、私たちはその美しいグラフィックス素晴らしいサウンドトラック秀逸なリアルタイム戦闘システム(モーションバトル)に魅了された。海外版はテキストのローカライズも高く評価されている
08

『スーパーマリオカート』

“スーパーファミコン史上最高傑作” についての議論で必ずその候補に挙がるのが『スーパーマリオカート』だ。マルチプレイヤーゲームの代名詞とも言えるこの任天堂印のレーシングゲームは私たちの指を文字通り熱くさせた。
こうらやバナナ、キノコなどの様々なアイテムがレースをカオスに変える中、私たちは時間が許す限り友人たちとスキルを競い合った。『マリオカート』シリーズが好きな人なら “マスト” だ。
09

『ミッキーのマジカルアドベンチャー』

スーパーファミコン時代のライセンス系タイトルはいわゆる “使い捨て” ではなかった。
特にカプコンはハイクオリティなディズニータイトル群を開発することで高く評価されており、そのひとつが『ミッキーのマジカルアドベンチャー』だった。世界的に有名なネズミを主人公に据えたこのアクションゲームで、プレイヤーはプルートを助ける旅に出ることになる。
カプコンはディズニー系タイトルのマスターだった

カプコンはディズニー系タイトルのマスターだった

© Capcom

このゲームの大きな特長は、ミッキーがコスチュームで変身すると特殊能力が使えるようになるところで、ウィザードに変身すれば魔法で攻撃できるようになり、ファイアーマンに変身すれば水で特定のブロックを動かせるようになり、クライマーに変身すればグラップリングフックで移動できるようになった。
10

『クロノ・トリガー』

『クロノ・トリガー』はリリース当時ヨーロッパではヒットしなかった。しかし、この作品には日本のビッグクリエイター3人(『ファイナルファンタジー』シリーズの坂口博信、『ドラゴンクエスト』シリーズの堀井雄二、そして『ドラゴンボール』の鳥山明)が携わっており、最終的にスクウェア(現スクウェア・エニックス)のスーパーファミコン時代最高のJRPGとなった。
鳥山明がキャラクターデザインを担当

鳥山明がキャラクターデザインを担当

© Square Enix

『クロノ・トリガー』はタイムトラベルJRPGで、プレイヤーたちは様々なキャラクターたちの時代を超えたストーリーを追体験できる。エンディングは13種類用意されていた。奥が深いゲームプレイ、インスピレーションに満ちたサウンドトラック、美しいストーリーも特長の『クロノ・トリガー』はまさに時代を超えて愛されてきた名作だ。
11

『スーパーメトロイド』

『スーパーメトロイド』はレジェンドだ。このゲームは、スーパーファミコンでも “大人向きで、深遠なムードがあり、孤独が生み出す不安感をプレイヤーに与えるゲーム” が成立できることを世界に示した。
しかし、同時にこの作品には広大な地下世界をゆっくりとだが確実に攻略・探索するためのツールがバランス良く配置されていた。また、画面を埋めるサイズの巨大なボス戦はプレイヤーたちの視覚を満足させ、ゲームプレイには小気味よいアクションと豊富な謎解きが詰まっていた。
そして、このゲームをサウンドトラック抜きに語ることはできない。ダークでミニマルでアンビエントなそのサウンドはスーパーファミコン時代の大きなマイルストーンだった。
12

『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』

『がんばれゴエモン』シリーズはファミコン時代からリリースされてきたが、海外初リリース作品がこの『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』だった。
日本らしさが海外にも受け容れられた

日本らしさが海外にも受け容れられた

© Konami

他の多くのシリーズ作品と同じく、『がんばれゴエモン〜ゆき姫救出絵巻〜』も横スクロールアクションアドベンチャーとなっている。ひとりでも2人でもプレイ可能で、タイトルにある通りゆき姫救出が目的に設定されているこの作品は、美しいピクセルアートと軽快なサウンドトラックを備えた日本の魅力に溢れる秀作として海外ファンの間でも高く評価されている。
13

『鋼 HAGANE』

当時、高速横スクロールアクションは任天堂が得意としているジャンルだったが、このダークサイバーニンジャタイトル『鋼 HAGANE』は例外だった。この作品は日本での中古人気も高いが、ヨーロッパと北米ではその人気を凌ぐ激レアタイトルとして扱われている。というのも、リリース当初は海外ではほとんど流通しなかったからだ。
『鋼 HAGANE』の海外版は激レア

『鋼 HAGANE』の海外版は激レア

© Hudson Soft

内容はカプコンのクラシック『ストライダー飛竜』にやや似ている。多様な武器とアクションが用意されているが、この特徴はプレイヤーにとって非常に重要だ。なぜなら、『鋼 HAGANE』はゲームバランスが非常に良いにもかかわらず、スーパーファミコン時代屈指の高難度を誇っているからだ。
14

『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』

スーパーファミコン時代の真の “冒険”『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』とともに始まった。
雨降る夜にゼルダ姫の声で目覚め、ランプだけを手にしてとらわれの彼女を救出へ向かった私たちは、マスターソードの存在を学び、いくつものパズルを解き、アグニムを倒したあと、ゲームがまだまだ続くこと、闇の世界が待っていることを知ったのだった…。
複雑だがフェアなパズルとダンジョン、印象的なボス、テンポの良いアクションと戦闘システム、そして壮大なサウンドトラックを備えている『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』は、スーパーファミコン時代の他のどのゲームも敵わないパーフェクトなアクションアドベンチャータイトルだ。
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