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『VALORANT』：初心者が確認すべき戦績・スタッツ・数値
『ヴァロ』のトッププレイヤーたちは各種戦績やスタッツを確認してパフォーマンスを向上させている。では、ビギナーはどこから見れば良いのだろうか？
『VALORANT』は最もダイナミックなFPSシューターのひとつで、『オーバーウォッチ』シリーズのようなユニークなパワーとアビリティを駆使するヒーローシューターと、『カウンターストライク』シリーズのような超高精度射撃を巧みに組み合わせている。
世界数百万のプレイヤーたちがこの新基軸に飛びついており、Riot Gamesのこの大ヒットマルチプレイヤータイトルの最高ランクに到達しようと数多の時間をつぎ込んでいる。
また、【Red Bull Home Ground】や【Red Bull Campus Clutch】のようなトーナメントでは、シーンを代表するトッププレイヤーたちがeスポーツシーンの頂点を目指すべく、高額賞金とプライドを賭けた激しいバトルを繰り広げている。
F1ドライバーの角田裕毅も『VALORANT』をプレイしている
© Mark Roe/Red Bull Content Pool
トップレベルのトーナメントに参戦して、アセンダントのような最高ランクはもちろん、多くのプレイヤーが羨望しているイモータルやレディアントに到達したいなら、ハードワークでゲームプレイをパーフェクトに仕上げるしかない。
もちろん、練習は重要だ。しかし、本当に上手くなりたいならただひたすらプレイするのではなく、賢くプレイする必要がある。そして、自分のパフォーマンスを明確に理解し、問題のある部分に取り組んで成長していくための最良の方法は、「スタッツの学習」だ。
そして、スタッツについて学ぶための最適な方法が、トラッカーサイト（Tracker.ggなど）を使用して、自分のパフォーマンスの数値や戦績をチェックすることだ。しかし、どの項目が一番重要なのだろうか？
プレイヤーごとにその答えは変わってくる。そこで今回は成長に最も有用と思われる戦績・スタッツ・数値をこちらでいくつかピックアップして紹介しよう。
01
キルデスアシスト比
多くのプレイヤーが最初にチェックするスタッツがキル / デス / アシスト比（Kills / Deaths / Assists Ratio: K/D/A Ratio）だ。この数値は、自分のマッチにおける自分の貢献度、死亡率、サポート力を端的に示してくれる。
当然ながら、近年のマッチメイキングの妙により、実際にはこの数値はそこまで有用ではなく、自分のパフォーマンス全体をより明確に理解するためには、さらに具体的なスタッツを調べる必要がある。
K/D/Aはゲーム内で表示できるが、Tracker.ggならキルデス比（K/D Ratio）またはキル数、アシスト数、生存数、トレード数（K/A/S/T）をより詳しく調べることができる。
K/D/Aを頻繁に確認しよう
© Mark Roe/Red Bull Content Pool
02
ヘッドショット率
自分が思っているほどキル数が稼げていないと思うなら、ヘッドショット率に注目してみよう。たとえば、Osuのようなプロプレイヤーを見てみると、ヘッドショット率が35.4%もあることが分かる。この数値を獲得できているの上位2.1％だけだ。
もちろん、このようなプロレベルのスタッツを私たちが獲得するのは難しいが、ヘッドショット率が上位60％を下回るようなら、自分のパフォーマンスの問題は射撃精度にあると言って良いだろう。エイムトレーニングを積んで射撃精度を高めて、確実にヘッドショットできるようにしたい。
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03
エコノミーマネージメント
『VALORANT』は敵をただキルすれば良いだけのシューターではない。リソースを賢く管理し、正しいタイミングでクレジットを投じてアイテムを購入する必要もある。これができているかどうかを数値化するのは難しいが、マネーレーティング（Econ Rating）やスリフティ（Thrifty）のスタッツで確認することができる。
マネーレーティングは、高ければ高いほど、コストパフォーマンスに優れていることを意味する。そしてスリフティは、ラウンド勝利時に表示されるメッセージのひとつで、敵チームよりもロードアウトで消費した金額が2,500以上少なくて勝利することを意味する。
これらの数値が優れているほど、クレジットの価値を理解しているプレイヤーであることを証明できると言えるだろう。
04
エージェント別パフォーマンス
『VALORANT』には多種多様なエージェントが収録されており、それぞれが独自の長所・短所・スキルを備えている。Traker.ggでは、勝率やキルデス比別のトップエージェントを確認することができる。
使用率がより低いエージェントでより多くの勝利を手にできている場合は、メインの変更を考えても良いだろう。ヘッドショット率が思っているよりも低い場合は、サポートに変更してチームのアシストに専念しても良いかもしれない。
トラッカーサイトを活用すればエージェント別のパフォーマンスが確認できる
© Riot Games
05
マップ別パフォーマンス
『VALORANT』にはエージェントと同様に多種多様なマップが収録されており、それぞれに攻略方法、ルート、チョークポイントが用意されている。トラッカーサイトでは、マップごとの勝率を調べることができるため、どのマップを苦手にしているのかがすぐに分かる。
そのあとは、苦手なマップに絞って練習を積んでいけば良い。また、チートを活用して、自分の苦手な状況にカスタマイズしてプレイすることも上達に役立つだろう。
トラッカーサイトではマップ別の勝率も確認できる
© Riot Games
もちろん、トッププレイヤーになるためにはスタッツの分析以上の努力が必要だ。スタッツが示す苦手なプレイや状況を理解したあとは、リプレイを視聴して、ポジショニングやエイム、判断を上達させる方法を調べよう。修正点を確認したあとは、新たな目標を設定して、定期的にスタッツをチェックしながら上達しているかどうか判断していこう。
世界最強の『VALORANT』プレイヤーになるという強い意志を持っているなら、『VALORANT』プロプレイヤーからのアドバイスを参考にしてみよう。プロからのアドバイスやヒントとスタッツに基づく知識をものにできれば、すぐにトッププレイヤーになれるだろう。
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